3月10日3月10日今月末での閉鎖・解体を控えている川崎球場で、正面玄関にあった「川崎スタヂアム」と旧球場名が刻まれたプレートが盗難にあった。このプレートは縦60センチ横20センチの木製で、球場正面玄関近くのチケット売り場右側の門柱にはめ込まれていたが、8日夜から9日朝の間に外されたとみられる。
球場を運営・管理する（株）川崎球場は、10日、川崎署に被害届を出した。盗難が発覚した時点で、球場側は、「犯人がプレートを返しやすいよう警察沙汰にすることは控えたい」という方針だったが、同球場には村田兆治氏の200勝記念ボール等が多数保管されているため、「犯人に毅然たる態度を示すと共に、便乗犯が出るのを防ぐため」、被害届を出すことにしたという。