鴎の便り

3月23日

故障で出遅れていた黒木が初登板。1回だけだったが3奪三振の好投。一方、ドラ1・高橋は4回1/3で9四球と制球に課題を残した。打線は19安打で12点と好調。

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R
日本ハム	0	0	1	0	0	1	0	0	0	2
千葉ロッテ	0	1	0	2	1	0	6	2	x	12

オープン戦初登板で先発した黒木が、1回、わずか15球の投球だったが、3奪三振の快投。石本を直球で空振り三振。小笠原には不運な二塁打を許したが、片岡、田中幸はフォークで連続空振り三振。実戦は昨年10月9日のオリックス戦以来166日ぶり。

近鉄・住友スコアラー: 「黒木はいつもと一緒だったよ。力があったし、あとはスタミナだけ。要注意？当然です。」
オリックス・長村スコアラー: 「故障あがりにしては、普段と変わりなかった。ボールにも力があったし。」
西武・根本スコアラー: 「黒木はほぼ万全？ほぼどころか完全ですよ。いつ開幕を迎えてもおかしくない。状態のいい黒木であるとみました。」
ダイエー・川根スコアラー: 「黒木は、あれだけ真っ直ぐが走っていれば十分でしょう。打者に空振りさせたのも、球にキレがあるからこそ。開幕戦？うーん。」
黒木: 「まだ勝負どころじゃないから。1球投げただけで（大丈夫と）分かりましたよ。他球団のスコアラーに今年の黒木（との対戦）はキツいぞ、万全だぞと思わせたら、チームにとってもプラスですよね。」
井上投手コーチ: 「ストレートがどれだけいくかがピッチングの基本ですが、黒木は力のあるタマを投げてましたね。全体的に良かった。これで私も安心しました。ピッチング自体は心配ないので、26日の横浜戦ではフィールディングがどうかをチェックするだけです。」

先発ローテ入りも期待されたドラ1・高橋が、制球難で2軍降格のピンチ。2番手として2回から登場。4回1/3で1安打ながら、9四球で2失点。