わたしはかもめ2000年鴎の便り(4月)

便

4月1日

福岡ダイエー7−8千葉ロッテ(福岡ドーム)

黒木は力みが目立ち、8失点KOと大誤算だった。

123456789R
千葉ロッテ0202000037
福岡ダイエー60002000x8

ページトップ

黒木2年連続開幕黒星

エース・黒木が2年連続で開幕黒星を喫した。1回、秋山の先頭打者アーチなどで6失点。10人の打者に対して5安打2四球。2回から4回までは3人ずつで料理したが、2点差としていた5回に、2死二塁から小久保に直球をレフトスタンドへ運ばれ、致命的な失点。結局5回で8安打8失点。昨年、8失点は1度もなく、5回以内のKOも3度だけ。

黒木
「開き直りますよ。次から頑張ります、としか言えません。」

ページトップ

石井に4番の風格

石井が、5−8で迎えた9回1死満塁で、ダイエーの守護神・ペドラザから左前2点適時打。4打数2安打(1四球)2打点。

石井
「まだまだ。タイミングの取り方とか、内容が悪いですから。」

ページトップ

黒木5回8失点炎上

悪夢の初回だった。黒木は秋山にいきなり先頭打者アーチを浴びると、あれよあれよの6失点。5回には小久保に致命的な2ランを食って開幕マウンドを降りた。「緊張はなかったんですが…。調子も悪くなかった…」。昨年に続く開幕戦の黒星。5回8失点に唇をかみ締めた。キャンプ中の2月19日に右大腿の肉離れを起こしたが、必死のリハビリで開幕に間に合わせた。スタンドには裕子夫人と愛娘・芽依ちゃんの姿があった。初の開幕勝利の夢ははかなく散った。「次に頑張るとしか言えない…」。黒木は雪辱を胸に帰りのバスへ乗り込んでいった。

エースの乱調で福岡ドーム11連敗となった山本監督は「打たれるときもある。打ち返してやらんと」と言うのがやっとだった。

ページトップ