ロッテが3連勝。1回2死一、二塁から石井の適時打で先制、酒井の適時打と失策で3点を挙げた。2回は4安打で4点を追加。後藤は5回を2失点で今季初勝利。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 3 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 |
オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
後藤が5回で降板したものの、打線の援護を受けて今季初勝利を挙げた。
2回までにブロウズから大量7点を奪い、序盤で試合を決めた。3試合連続2ケタ安打で、今季2度目の3連勝。4月は12あった借金が、1ケタの9に。
先制タイムリーは石井。1回2死一、二塁からライト前に。福浦、酒井が続く。2回は4安打を集中して4点を追加。後藤は、1回にワンバウンドのフォークをイチローにライト前にヒットされるなど、ピンチはあったが、5回を95球、2失点で今季初勝利。
4番・ボーリックがブロウズから今季初の猛打賞。
酒井、大塚、本西の控えトリオがスタメンに名を連ねた新打線がまたも爆発。今季初の3試合連続2ケタ安打で、今季2度目の3連勝だ。初回2死一、二塁から石井の先制左前打の後四球をはさんで酒井が右前打を放って3点を先取。2回には本西、大塚が出塁してつくった2死一、三塁で酒井が中前打するなど一挙4点。早々と勝負を決めた。
体調不良のバリー、不振の初芝、堀に代えて9日から3人が先発出場した途端に3連勝。借金を4日以来の1ケタに戻した山本監督は「いつ出てもいいように一生懸命にやっているから肝心のところでしっかりやれる。練習はウソをつかないんだ」と笑顔を見せた。
2本の適時打を放った酒井は「僕らは調子いい悪いじゃない。一生懸命にやって結果を出すしかない」ときっぱり。伏兵軍団の活躍でロッテがようやく上昇気流に乗り始めた。