わたしはかもめ2000年鴎の便り(5月)

便

5月21日

日本ハム0−0千葉ロッテ(東京ドーム)

小野と立石による投手戦は、延長12回、0−0で引き分け。

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千葉ロッテ0000000000000
日本ハム0000000000000

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小野防御率トップ

日曜日の先発で4連勝中だった小野だが、打線の援護がなく、白星はつかなかった。しかし、9回を6安打無失点に抑え、防御率がトップになった。

小野
「信じられません。自分のことで精一杯だし、僕の出る幕じゃありません。」
山本監督
「晋吾が良く投げてくれた。内容は抜群だった。」

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小野&立石、9回零封競演

小野の力投がロッテに引き分けを呼んだ。初回2死満塁で井出を一ゴロ。4回無死一、三塁では三塁走者をクギづけにしたまま野口を二ゴロ併殺に仕留め、再三のピンチを凌いで9回を6安打無失点。味方打線の援護がなく、日曜日5連勝はならなかったが、防御率2.27で西武・松坂を抜いてトップに躍り出た。「4回にシュートで狙い通り併殺を取って乗れました。防御率1位?信じられないですよ。そんなの僕の出る幕じゃないでしょう。誰もがそう思っているでしょう」。昨年やっと初勝利、プロ7年目の今季“主役”となった苦労人は戸惑いながらも笑みを浮かべた。

今季初の引き分けに山本監督も笑顔で「(小野)シンゴがよう踏ん張った。完全にいい形をつかんだし、内容的には勝ち。次も日曜日にいくよ」。指揮官は安定度感抜群の“サンデー男”を28日の西武戦(秋田)で松坂にぶつけることを明言した。

また今季初先発の日本ハム2年目の立石も自己最長の9回を4安打無失点。だが、打線の援護がなくて延長12回引き分けに終わり、146球の力投も報われなかった。「球が適度に荒れていたのがよかった。5回からは1人ずつ抑えていこうと思った」と立石。今後に手応えをつかんだようで、大島監督も「打者に向かっていく気持ちが最高だった。それだけに勝たせてあげたかった。次の先発?当然考えるよ」と評価していた。

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