8月3日8月3日オリックスの戎がロッテを4安打に抑え、プロ初完封で4勝目。4回1死一、三塁からイチローのセカンドゴロで1点を先制。2死満塁から五島の走者一掃の二塁打で3点。5回にはイチローの左前適時打で追加点を挙げた。ロッテは4連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7月19日のダイエー戦に次ぐ先発3勝目を目指した竹清だったが、4回2/3を5失点でKO。後半戦になってから、投手陣は、2日の清水直（5回1/3）を除いて、5回を投げきることができず、崩壊のピンチ。
散発4安打で今季6度目の零敗。前日の3安打に続く完敗に山本監督の堪忍袋の緒も切れた。「打つ方が悪過ぎる。ベテランなんだからやってもらわないと。プロとして恥ずかしい」。指揮官の怒りの矛先は2回無死三塁の好機に凡退した初芝と堀に向けられた。黒木、小野の2本柱を欠き、球宴後の5試合で43失点と投壊のうえに深刻な貧打。先月29日に4まで減らした借金も4連敗で8となった。
1日のオリックス戦でナナリーの打球を右上腕部に受け、前日に出場選手登録を抹消された黒木が12日の西武戦（西武ドーム）での復帰を目指すことになった。4日からの近鉄3連戦（大阪ドーム）中は2軍で調整し、8日のオリックス戦（倉敷）からチームに合流。回復具合を見極めた上で登録が可能な12日以降の登板日を決定する。黒木はこの日、外野フェンス沿いを約1時間ランニングし「大丈夫です」とだけ語った。