わたしはかもめ2000年鴎の便り(8月)

便

8月5日

大阪近鉄7−1千葉ロッテ(大阪ドーム)

近鉄は、1回、無死満塁から、ローズが適時打を放って2点を先制。さらに、併殺の間に1点を加点。その後も追加点を挙げ、7回には吉岡の11号2ランでロッテを突き放した。前川は6安打1失点の完投で7勝目。ロッテは、1回の満塁のチャンスを逃したのが痛く、1分けをはさみ、今季3度目の5連敗。

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千葉ロッテ0010000001
大阪近鉄30011020x7

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榎KO

今季2度目の先発の榎は、1回にローズの2点タイムリー二塁打を浴びるなど、3点を失い、結局4回7安打4失点でKO。投手陣自体、後半戦7試合連続で先発がKOされている。

「勝負ダマが高めに浮いてしまったところを打たれた。初回だっただけに本当に痛かったです。」

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故障者続出が響いている?

つい1週間ほど前の好調さがウソのような5連敗で、最下位の近鉄に、すぐそこまで迫られてしまった。石井と清水将が骨折で長期離脱。小野は右ひじ痛、黒木は右上腕部の打撲と、主力が4人も出場選手登録を外れている。この日も、苦しい台所事情の中、榎が先発したが、打線が援護できず、1回2死満塁の先制機を逸したのが響いて、前川に完投を許した。7月29日の日ハム戦を除き、6試合で9得点の貧打ぶり。

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山本監督力なし

ロッテは1分けをはさんで5連敗。打線が1点に封じ込まれれば、清水将を欠く捕手陣が5盗塁を許して投手陣は7失点。山本監督は「向こうがいいのか、こっちが悪いのか。分からないけど…」と力なく話した。故障者続出で苦しい戦いを強いられているが、指揮官は「いない人のことを言ってもしようがない。あとの人にはチャンスなんだし、どこのチームも乗り越えてきたこと」と前向きな姿勢を見せたが…。

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