ダイエーは、先発の星野が1回に7連打(犠打と四球をはさむ)を浴び、6失点でKO。ロッテは、秋山のヒットを口火にニエベスの3ランと吉永の適時打で1点差に詰め寄られたが、初芝のホームラン、鳥越のエラーで加点し、ダイエー戦5連勝。黒木は約2ヶ月ぶりの4勝目。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 8 |
福岡ダイエー | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
黒木が7回途中まで5失点しながら、6月17日以来の4勝目を挙げた。1回に6点の援護をもらい、4回までは完封ペースだったが、5回、1死から秋山に通算2000本安打を達成された後、一気に5点を失った。
6月17日の近鉄戦(千葉マリン)以来の4勝目を挙げながら、黒木は苦笑いするしかなかった。「秋山さん?1番打たれちゃいけない打者に打たれたから相手のリズムになっちゃった」。5回1死から秋山の通算2000本安打を皮切りに5連打などで5失点。結局7回1死で藤田にマウンドを譲った。「秋山さんに試合中『おめでとうございます』と頭を下げたけど、分かったかな」。普段は強気のエースも、この日ばかりは引き立て役でしかなかった。