わたしはかもめ2000年鴎の便り(10月)

便

10月2日

千葉ロッテ7−15西武(千葉マリン)

西武は、1−2の7回1死満塁から、代打・河田の適時打でまず同点。続く鈴木が押し出しの四球を選んで勝ち越した。なおも押し出し死球や宮地の2点適時打などでイッキに6点。8、9回にはロッテの拙守もあり、4点ずつを加えた。

123456789R
西武00100064415
千葉ロッテ0002000507

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ランニング3ラン

8回、5番手・寺本が無死一、二塁で、河田の犠打を一塁へ高投。この球をサブローも後逸(失策はつかず)したため、打者走者の河田まで一気に生還。「ランニング3ラン」にしてしまった。寺本はその直前の無死一塁の場面でも同じミスをしたばかり。袴田チーフはあきれ顔だった。

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山本監督、来季も続投

山本監督の来季続投が、2日、明らかになった。3日に東京都内で重光オーナー代行、後藤球団代表を交えた3者会談が行われる予定で、席上、重光オーナー代行から山本監督へ続投が正式要請される。非公式に8月中に続投の打診を受けていた山本監督に異存はなく、その場で3年目の指揮が確定する。

監督2年目の今季は優勝を目標に掲げたものの、エース・黒木の不振など誤算の連続。開幕20試合は3勝17敗に終わるなど、下位に低迷した。しかし、福浦、サブロー、大塚ら若手野手が急成長。その手腕が買われた。また、1日現在、今季主催試合の観客動員が108万2000人と球団史上4位をクリアしたことも評価された。山本監督の若くてクリーンなイメージも評価された。

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押し出し、押し出し

ロッテは継投が裏目に出て逆転負け、今季9度目の3連敗を喫した。1点リードの7回1死一、二塁で2番手・藤田に代えてウォーレンをマウンドに送ったが、1死満塁から代打・河田に同点中前打を許すと、鈴木には押し出し四球を与えて降板。さらに代わった竹清も中島に押し出し死球などこの回6失点。5番手・寺本も8失点で大敗した山本監督は「ピッチャーを代えてからだよ。見ての通りだ」とぶ然とした表情だった。

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