わたしはかもめ2000年鴎の便り(11月)

便

11月14日

寺本がサイドスローへ

寺本がサイドスローに転向する。手薄な左腕の成長株として期待された今季も、制球難から1軍定着できなかった。そのためシーズン後に「転向」を直訴。ゴーサインが出た。秋季キャンプでフォームを固め、来春のキャンプから本格的に変身を図る。

寺本
「高校時代もサイドだったんで違和感はない。左打者を打ち取ることから始めないと。」

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ハッカミー獲得へ

ヤクルトを自由契約となるハッカミー投手の獲得に乗り出していることが明らかになった。金銭面などにも問題はなく、獲得できる可能性は高い。ハッカミーは、昨年、インディアンスからヤクルトに入団。先発ローテ入りすると、いきなり12勝(6敗)をマーク。今季もシーズン途中に左手親指骨折で戦線離脱しながら8勝6敗、防御率3.35の成績を残した。しかし、ヤクルトとは来季の契約条件をめぐって決裂、自由契約が決まった。

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ロッテにハッカミー&ミンチー

ロッテがヤクルトを自由契約になり、ウエーバー公示されていたジェイソン・ハッカミー投手の獲得に乗り出すことが14日明らかになった。この日までに選手契約譲渡金(400万円)を支払って交渉権を得たもので、今後は契約締結に全力を傾ける。ハッカミーは来日1年目の昨季、先発ローテーションとしてチーム勝ち頭の12勝をマーク。今季は8月に左手親指を骨折し約1ヶ月戦列を離れたものの、8勝5敗、防御率3.32と安定した成績を残した。ヤクルトとの来季残留交渉では年俸9000万円からのアップを要求。折り合わず自由契約になりウエーバー公示されていた。

ロッテは今季、先発左腕でわずか6勝。そのうち3勝を挙げたロバーツ、ノットの両外国人は既に解雇した。山本監督は「先発投手が第1に欲しい。それが左であればなおさらいい」と語っており、2年間で20勝を挙げているハッカミーが補強ポイントに合致した。交渉権を手にしたことで、今後は年俸1億2000万円を用意して正式契約を目指す。また、広島を退団したネイサン・ミンチー投手の入団も内定した。

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寺本がサイドに改造

2年目の左腕・寺本が上手から横手投げにフォームを改造する。埼玉・浦和の2軍秋季キャンプに参加中だが、16日の第3クールから本格的に改造に着手する。寺本は「高校3年の春まで横手だったので違和感はない。まずは左打者をきっちり抑えて、先発入りのきっかけにしたい」とプロ初勝利を目指す。

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