わたしはかもめ2000年鴎の便り(11月)

便

11月22日

高橋200万円ダウン1100万円

今年、元日本代表左腕としてドラ1で入団しながら、左ひじ疲労骨折のため、4月に2軍で登板しただけに終わった高橋薫が、200万円ダウンの1100万円で契約更改した。骨折していたことが判明したのはシーズン終盤で、手術はせず、自然治癒を待つ状態。投球再開は来年1月で、オフ返上でトレーニングに励むことに。

高橋
「期待されていたのは分かってます。来年の開幕には間に合わせたい。」

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寺本が西武・潮崎に弟子入り志願

寺本が、今オフ、西武・潮崎に弟子入り志願をした。秋季練習からサイドスローに改造中とあって、徳島出身の先輩で「横手投げの代表格」にアドバイスを求める。今年も故郷で合同自主トレを行った縁もあり、寺本は「頭を下げてでもお願いしたい」と真剣な表情。この日から始まった契約更改では、40万円アップの年俸550万円でサイン。3年目の飛躍を期している。

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1度クビの園川氏に再雇用打診

10月6日に解雇通告を受けたロッテ前2軍投手コーチの園川一美氏(37)がこの日、浦和市のマリーンズ寮で川北編成部長らと会談し、フロント入りを打診された。園川氏は「いきなり呼ばれたが、編成の仕事をやらないかということだった。1度はクビを言い渡されたのに…」として態度を保留。同席した石井球団代表補佐は「コーチとしてはあれだが、球界での経験がある人だし…」と説明したが、歯切れが悪かった。

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寺本粘勝30万円

2年目の寺本が浦和市のマリーンズ寮で始まった契約更改交渉に臨み、40万円アップの550万円でサインした。最初は10万円増の520万円の提示だったが、粘って10万円ずつ計3回の上積みを勝ち取った。上手投げから横手投げへのフォーム改造に取り組んでいる寺本は「心機一転のサイドスロー転向に期待して下さいと言いました。540万円からは区切りのいいところにしてと言って上げてもらった」。若手としては異例の約40分の交渉に川北運営部長は「期待してくれということだから…」と苦笑いを浮かべていた。

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