わたしはかもめ2000年鴎の便り(11月)

便

11月24日

黒木は現状維持狙い

今季10勝12敗に終わり、年俸1億8000万円からのダウンが必至となっている黒木が、12月20日に予定されている契約更改で、球団側に「情状酌量」を訴え、現状維持を目指す構えだ。24日、千葉市の東急セブンハンドレットクラブでの投手会ゴルフコンペに参加後、「球団も考えてくれるでしょう」と語った。黒木は、第1回交渉が激しく決裂した場合、第2回の交渉での代理人導入の可能性を示唆した。

黒木
「状況次第ですけど、感情的な話し合いになると、僕にも球団にもマイナス。第3者を立てるかもしれない。」
河北運営部長
「情状酌量?その辺も含めて色々な角度から検討しているところ。黒木は新選手会長ですしね。球団の顔?そうですよ。ただ、今の段階では額は言えません。」

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小野は見当つかず

プロ7年目にして13勝5敗と大ブレイクし、最高勝率のタイトルを獲得した小野は、今季年俸1200万円からの大幅アップは間違いなし。5000万円の大台も射程圏だが、小野は、12月14日の交渉へ向け、「本当に検討もつかないんです」と、言葉を濁したままだった。

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小林雅もバラ色

リーグ勝率王の小野と共に、新守護神・小林雅にもバラ色のオフが待っている。この日までに若手13人が契約更改に臨んだが、アップはわずかに3人と例年にも増して厳しい更改が続いている状況。しかし、長島スコアラーは、先発で小野、リリーフでは小林雅のポイントが高いと言及した。

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黒木も代理人交渉示唆

エース黒木知宏投手が契約更改で代理人を同席させる可能性が出てきた。24日、千葉県内のゴルフ場で行われた投手会コンペに参加し明らかにしたもので、12月20日前後に予定される来季契約交渉について「代理人は状況次第。感情的な話になると僕にも球団にもマイナス。次から第3者を使うかも」と交渉が物別れだった場合に代理人交渉に入ることを示唆した。今季は開幕から4連敗も後半戦で5連勝し4年連続の2ケタ勝利。査定担当の川北運営部長は「(額は)これから煮詰める」と話しているが、今季年俸1億8000万円から大幅ダウン提示された場合、6年目で初の保留、代理人交渉に入ることになる。

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