わたしはかもめ2000年鴎の便り(12月)

便

12月12日

吉田が憤怒の保留

先発・救援にフル回転して7勝を挙げた吉田は、わずか20分で保留。7000万円弱を狙ったが、800万円アップの5800万円の提示に席を立った。次回も折り合わなかった場合には代理人同席の可能性もある。後藤は400万円減の2000万円でサインした。

吉田
「金額が折り合わないだけでなく、(川北運営部長とは)男同士の話ができなかった。次は1人で来ますけど、あんまり話にならないようだったら、人を介してもらった方がいいのかな。」

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福浦、プロ初の保留

自己ベストの打率(.296)、出場試合数(131試合)をマークし、野手の中で貢献度ナンバーワンの福浦が、2000万円アップの5400万円を保留。プロ7年目にして初の保留だ。福浦は、外野手兼一塁手として活躍した今季と同様、石井との一塁手争いが待つ来季に向けて、ヤル気満々。

福浦
「石井さんとは競争しないといけない。やるだけのことはやります。」

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吉田「切れる寸前」憤激保留

先発と中継ぎの“二刀流”の吉田が「正直途中でちょっと切れかかった」という怒りの保留だ。今季は39試合(先発12)で7勝8敗、防御率4.05だったが、提示は800万円増の5800万円にとどまった。吉田としては先発と中継ぎを行ったり来たりする調整の難しさも加味して6500万円を考えていたが、一笑に付される形になったようで屈辱感を隠せなかった。「感情的になってしまったので、他人(代理人)に話してもらった方がいいのかなと感じた」と今後は代理人を依頼する可能性も示唆した。自己ベストの打率.296をマークした福浦は2000万円アップの5400万円を保留。後藤は400万円減の2000万円でサインした。

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