わたしはかもめ2000年鴎の便り(12月)

便

12月14日

小野は4000万円

今季のパ・リーグ最優秀勝率に輝いた小野が、2800万円アップの年俸4000万円、プラス500万円のタイトル料でサインした。当初の査定では、3倍増の3600万円にタイトル料が500万円。しかし、サンデー晋吾の看板料は大きかった。日曜日登板9連勝をタテに「話題を自分なりに作れた」とアピール。不振のチームにあって明るい話題を提供したことが評価され、400万円の上積みを勝ち取った。

小野
「今年はある程度の成績を残して、やっと言いたいことが言えるようになった。(査定で)マイナスすることは何もないと言ってもらえた。来季も1年間通して先発ローテーションを守りたい。」

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サブロー倍増ならず

サブローが2回目の契約更改交渉で、希望した倍増の3000万円に100万円足りない2900万円でサイン。盗塁11個目から1盗塁につき10万円の出来高プランを明かしていたが、結局、提案せずじまいに終わった。

サブロー
「来年もう1年頑張って、いい成績を出してから上げてもらいます。」

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初芝は現状維持

来季が3年契約の3年目になる初芝は、現状維持の1億円でサインした。出来高については見直しを行い、ホームラン、打点などで、クリアすべき数字を高く変更した。

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小野“サンデー代”上積み

背番号63から29への変更が決まっているロッテの小野晋吾投手が14日、千葉・美浜の千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2800万円アップの年俸4000万円、タイトル料500万円で一発サインした。

今季は日曜日9連勝を含めリーグ2位の13勝(5敗)をマーク。最高勝率(.722)の初タイトルを獲得した。当初の球団提示額は3600万円だったが「最初は保留しようと思ったけど、日曜日の連勝で話題をつくれたことを話したら上がったので」と小野。サンデー男としての“マスコミ露出料”400万円の上積みを勝ち取った。

苦節7年、遅咲きの花を咲かせ、今オフには1流選手の証でもあるアドバイザリー契約をミズノ社と結ぶことが内定。来季へ向け「もう日曜だけという訳にいかない」とサンデー男から脱却し、ローテーションの柱としてフル回転することを誓った。

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初芝、現状維持

3年契約の2年目を終えた初芝が現状維持の1億円でサイン。交渉の席で試合数、打点、本塁打など複数の項目からなる2000万円の出来高のハードルを高くするように申し出た。「毎年同じだとマンネリになってしまうしね。みんなベテランと言うけど、若手のつもりでやっていきたい」と意欲を燃やしていた。

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