わたしはかもめ2000年鴎の便り(12月)

便

12月25日

小坂は1000万円増

小坂が、2度目の交渉で1000万円増の年俸8500万円でサインした。今季135試合にフル出場し、33盗塁で2度目の盗塁王を獲得した。9000万円を希望したものの、打率.238など打撃面のマイナス査定が大きく渋々サイン。来季は50盗塁を期待され、「出塁率3割5分を目標にしたい」と話した。リーグ最多の70試合に登板し、最多ホールドに輝いた藤田は、前回提示と同じ1300万円増の6500万円で更改した。

小坂
「金額的には納得していないけど、これより上がりそうもないので判を押しました。来季は体と食生活にも気を付けてしっかりやりたい。」
藤田
「腹を割って話せましたし、中継ぎの大変さを分かってもらえましたので…。」

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サインしたのに再交渉

契約更改でサインしたはずの吉田が、異例の再交渉に臨む。2度目の交渉で800万増の5800万円でサインしたが、その後に球団側との見解の違いが判明。吉田は、総額1000万円の出来高を達成すれば、その半分が来季年俸のベースに組み込まれると思っていたが、球団の川北運営部長は「それは検討事項」と否定したからだ。当初は越年も予想された吉田が穏やかな表情でサインしたが、肝心要の部分を確認しておらず、交渉は差し戻しになってしまった。

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上積み500万で小坂更改

2年ぶりに盗塁王のタイトルを獲得した小坂が2度目の契約更改交渉に臨み、前回提示から500万円の上積みを勝ち取って1000万円増の年俸8500万円でサインした。盗塁王に加え、135試合フル出場、守備面の貢献度をアピールした小坂は「納得はしていないけど上積みはあったので判を押しました」。来季は出塁率3割5分、50盗塁を目標にバットをトップバランスのものからタイカッブ式に変更するが「まず、健康管理が大切。嫌いな肉の脂身も食べてスタミナをつけてシーズンを乗り切りたい」と“肉食”への変身も誓っていた。

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