わたしはかもめ2000年鴎の便り(12月)

便

12月30日

清水直は無休

清水直が、大晦日も元日も練習を行う。30日も、千葉マリンでウエート中心に約2時間、体を動かした。年末年始を返上しての練習は、来季に向け早めに準備したいから。1月5日からは、社会人時代の同僚の巨人・高橋尚と、横浜市の東芝グラウンドで自主トレを行う予定もある。20日には、早くもブルペンで投球練習を開始するつもりだ。今年は27試合登板で100イニングを投げ、「去年は肩だけを(重点的に)やって、ヒジにきた。今から鍛えるしかない」と、右ヒジの強化をキャンプまでの課題に挙げた。

昨オフ入籍した夫人が、今年5月に長男を出産したが、2人目ができ、現在妊娠2ヶ月で来年8月が出産予定と明かした。家族が増えることも励みになる。

清水直
「2ケタします。まずは開幕ローテです。黒木さんのようないい見本がいて、晋吾(小野)も刺激になる。来年はやりますよ。」

◇吉田がパパに

30日、吉田の夫人が、鹿児島市内の病院で第一子(長男)を出産。体重は3200kgで母子共に健康。

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サンゴで骨折予防

ロッテが故障者対策としてカルシウムなどを多く含んだ「サンゴの粉末」を用意。サンゴを食べて骨折者ゼロを目指す。今季は石井が右手首、清水将が右手親指、藤田が左足親指と骨折者が続出。そこで「未然に防げるように努力する。その一策としてサンゴを食べさせたい」と石井トレーナー。

国立公園内のサンゴの採取は禁じられているが、指定海域からの風化サンゴ(サンゴの粉砕物)の採取はOK。100グラム2000円ほどで販売されており、カルシウムに加え、血液運動を活発にするマグネシウムを多く含むその“秘薬”を来春のキャンプの食事に混ぜて体内に吸収する。「いいものはどんどん採り入れていくべき」と石井も大歓迎の秘策でロッテが27年ぶりのVを目指す。

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休み返上!藤田、新球マスターだ

ロッテの中継ぎエースの藤田が年末年始返上で新球マスターに挑む。この日、千葉マリンで約3時間、ウエートトレに汗を流した藤田は「大晦日も元日もやります。新しい球に取り組んでいるので休んでいられません」。巨人の高橋尚のウイニングショットのスクリューボール習得に取り組み始め、今は握りを指に馴染ませている段階で「使える手応えは十分。来季は防御率2点台を目指す」と気合が入っていた。

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