小野が、6日、地元の静岡県御殿場市で吉田、礒、亮寛の同僚投手3人と始動した。御殿場市営体育館で正午から午後5時までバドミントンや筋力トレーニングに汗を流した。期間は1週間の予定だ。昨シーズン途中に痛めた右ひじの強化にも余念がなかった。
こぶ平部屋で出世街道真っしぐらだ!ロッテの小野晋吾投手が6日、地元の静岡・御殿場市内の体育館で本格的な自主トレを開始した。チームメートの吉田、礒、亮寛と共に正午から約5時間キャッチボールやバドミントンなどのメニューを消化。「昨年はシーズン途中(右ひじ痛で)戦列を離れてしまったので今年は1年間働ける体をまずつくりたい」と今季にかける抱負を語った。
今月中旬には東京・荒川区の高級マンションに引っ越す予定。これまで同区内のマンションで亜紀子夫人の親と同居していたが、昨年11月8日に長男の裕介くんが生まれたこともあって独立する。3LDKで家賃24万円。さすが昨季13勝5敗の好成績を残して年俸が1200万円から4000万円に大幅アップしただけはある。
しかもこの新居には意外なエピソードがある。数年前まで落語家の林家こぶ平が住んでいた部屋なのだ。当時のこぶ平は浅草芸能大賞新人賞などを受賞し、テレビ出演が急激に増えた。いわば“出世部屋”だ。
こぶ平はその後、家族と共に豪邸を建てた。小野もいずれは自宅購入を希望している。かつてのエース村田兆治さんが背負っていた背番号29をつける今季はこぶ平のように豪邸を建てられるかどうか大事なシーズンになる。