近鉄は、4点を先行された1回、3長短打で2点を返し、なおも礒部の二塁打で同点。さらに的山が勝ち越しの2点二塁打するなど、この回計7点。その後も加点し、15安打で11点を挙げた。ロッテは、ボーリックの満塁ホームランで先行したが、先発加藤が立ち上がりから打ち込まれ、2死を取っただけで降板。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 7 |
大阪近鉄 | 7 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | x | 11 |
1回に4点を先制しながら、直後に加藤が7失点。山本監督は「1回が全て」と吐き捨てた。さらに怒りの矛先は捕手の清水将に向けられ、「黒木以外だといつも同じように打たれる。崩れたときに助けてやるのが仕事だろ。ちょっとは頭を使えってんだ」と、借金3の苦境にキレまくっていた。
中9日と休養十分のルーキー加藤は、わずか2/3回、41球でKOされた。ボーリックの満塁ホームランでいきなり4点を援護してもらったが、近鉄の先頭打者・大村から、四球をはさんで4連打されるなど、大乱調。自己ワーストの7失点。
ロッテは初回に4点を奪いながら直後にルーキー加藤が7失点するなど逆転負けして借金3。山本監督は「初回が全て」と怒り心頭で、続けて「加藤は相手と勝負していない。ブルペンではないんだから…。清水もピッチャーが崩れたときに助けてやらんと。黒木以外だといつも同じように打たれる。ちょっとは頭を使えってんだ」とバッテリーを槍玉にあげた。捕手の清水将は「僕の配球ミスです」と言葉少なに球場を後にした。