わたしはかもめ2002年鴎の便り(1月)

便

1月2日

6年連続Bクラスのロッテが“長老会”結成しV目指す[サンスポ]

2002年にBクラスからの脱出(現在6年連続)をかけるロッテに『長老会』が結成されることが2日、明らかになった。野球界では聞き慣れないこの団体、いったい、何?

きっかけは昨年11月上旬だった。今季16年目の33歳・佐藤をはじめ、同14年目の34歳・初芝、同14年目の31歳・酒井ら、30代の野手陣が飲み会を開いた。いつもはたわいない会話に終始する酒席も、酔いがまわると自然にチームのことが“肴”になった。

「どうしたらチームが強くなるかを、あんなに真剣に話し合ったことはなかった。このチームで勝ちたい。そのための第1歩になればいい」と佐藤。20代のときはチームのことより、自分のことばかり考えていた。しかし、30歳を超えて募るのは優勝の2文字。チームが強くなることを願う思いが『長老会』の結成につながった。

活動内容は、若手への指導とアドバイス。もちろん、『長老』のイメージ通り、お小言だってありだ。低迷の要因にチーム内のコミュニケーション不足を挙げるベテランも多く、1月は「ベテラン若手合同自主トレ」のプランも浮上しそう。2月のキャンプまでにあと数回は会合を持ち、結束力を高める予定だ。Bクラスが指定席になっているロッテ。2002年は三十路軍団が躍進のカギを握る?

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