1月6日1月6日ドラ1巡目の田中とドラ7巡目の丸山が、ロッテ浦和寮に入寮した。丸山には、故郷・福岡でプロ入りしたことを気付かれていなかったという「珍事件」があった。年末に意気揚々と乗り込んだ地元で、東福岡高時代の仲間からは祝福されたものの、中学時代の同級生は「どこに就職するの？」と質問攻め。「ロッテだよ」と答えると「お菓子メーカーだね」と、ロッテ本社入りと間違われる始末。プロ野球だと説明して、やっと驚かれるなど散々。6日、オーダーメードしたという1万円のマイ枕を持って入寮を済ませると、すぐさまロッテ浦和球場に飛び出しランニングやウエートトレで汗を流した。
小野がフル稼働宣言した。地元の御殿場市で吉田、礒と本格始動。一昨年は右肘痛、昨年は右肩痛に悩まされ2軍落ちした。すでにオフから無休でトレーニングを続け、故障しない体づくりに挑戦中だ。9年目の今年は、初のフルシーズン1軍で、目標の3年連続2ケタ勝利を目指す。今季は新たに青いグラブを発注。真っ赤なグラブから変更する予定。
小野が昨年に続いて地元の静岡・御殿場市内の体育館で本格的な自主トレを開始した。吉田、礒と共にバドミントンやキャッチボールなどのメニューを消化。午後からはウエートトレーニングを精力的に行った。昨年の自主トレ初日にぎっくり腰を起こし、その影響からキャンプ6日目でリタイアした苦い経験もあるが「周囲に惑わされないで、140試合フル稼働できる体をつくって（キャンプ地）鹿児島に行く」と気合を入れていた。
ロッテ4巡目の田中が新人の先陣を切って浦和市内の「マリーンズ寮」に入寮。99年度ドラフト1位の高橋と昨年新人で9勝を挙げた加藤が使った左腕部屋に入った。中継ぎとして期待される26歳の即戦力左腕は「年も年ですし、前の人達が活躍しているので頑張らないといけない」。またこの日は7巡目の丸山も入寮。オーダーメードのまくらを持参し「いよいよ始まるんだという感じです」と表情を引き締め荷物を置くと、浦和球場でランニングに汗を流していた。