わたしはかもめ2002年鴎の便り(1月)

便

1月17日

危険球増える

山本監督が、新ストライクゾーン導入で危険球増加を心配した。ゾーンが15〜20センチ高めに広がり、投手は高めを攻める確率が増えるが、その分すっぽ抜ける可能性が増え、(顔面付近に来る)危険球が多くなるのではないかと危惧している。

山本監督
「審判にも危険球の判断をしっかりしてもらわないと。」

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喜多まずは2軍

ドラ1巡目喜多が2軍キャンプスタートになることが17日、分かった。山本監督が、当初の予定だった1軍メンバーから外すことを明らかにしたもので、ロッテ浦和球場で2月1日を迎える。即戦力野手として期待がかかる喜多だったが、昨年末に左くるぶしを骨折していたことが自主トレ中に発覚。新人の合同自主トレでも別メニューでの調整を続けていることから、首脳陣は無理させない方針。2軍のキャンプ地が鹿児島・湯之元に移る2月15日をメドに1軍昇格を再検討する。

山本監督
「途中から1軍に合流すればいい。」

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黒木、キャンプ2軍スタートも[スポニチ]

エース黒木知宏投手が、2軍でキャンプスタートになる可能性が出てきた。この日のパ・リーグ理事・監督会議に出席した山本監督が「今後の回復状況を見てからだが、鹿児島に連れていくと焦らせてしまうので、途中からもありえる」と話したもの。2軍のキャンプは2月1日から14日までさいたま市・浦和球場で行われ、15日に鹿児島・東市来町に移動する。

黒木知は昨年7月末に右肩棘上筋の炎症で戦線離脱。今月13日に2割程度の力で40球の投球練習を行ったが、キャンプイン前日に全力投球を行っていた昨年とは天と地の開きがある。黒木は始動した9日に「(開幕に)向かっていくのは必要だけど、1試合だけでなく長い目で見ていきたい」と、4年連続開幕投手を断念している。6年連続2ケタ勝利を目指すエースが、初めての長くつらいキャンプを迎えようとしている。

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パ・オーナー懇、交流試合で一致[スポニチ]

理事・監督合同会議に先立ち行われたオーナー懇談会では今年から議長を務めるダイエー・中内正オーナーが冒頭、身売り問題について「皆さんにご迷惑をかけて申し訳ありません。今年もダイエー球団としてやっていきますので、よろしくお願いします」と陳謝。球団売却をあらためて否定した。これに対して他の5球団は「プロ野球にとって九州に人気球団があるのはいいこと」(西武・戸田オーナー代行)と好意的に受け止めた。

また、来年の交流試合実施を目指し全球団が一致。将来の身売りを封じるために球団単体の収益増を目指すダイエーにとっては“追い風”となった。中内オーナーは「1番議論が白熱した。03年をめどにぜひやりたい。パとしては複数案を持っている」と語った。既に事務局では交流試合の実施案を検討中。小池会長は「東西に分かれてというのは現実的ではない。やるならば12球団総当たりが望ましい」としていることから、130試合ないし135試合に交流試合12試合を加えた「ホーム&アウエー」方式を軸にリーグ案をまとめる方向だ。26日に行われるオーナー会議で交流試合検討委員会の設置を提案し、実現を強く働きかける。

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横浜の株譲渡問題に異論

パ・リーグのオーナー懇談会が17日に開かれ、重光オーナー代行が、横浜の株譲渡問題に異論を唱えた。譲渡先に内定したTBSに対し、加盟料30億円を科さない「特例」を認めることで合意したが、「今回だけ例外というのはどうか。ゼロにするなら協約を変えないと」と話した。26日のオーナー会議で議題に挙げるつもりだ。

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