2年目の加藤が高めに広がるストライクゾーンを味方に2ケタ勝利を誓った。昨年は新人で9勝を挙げたものの、チーム最多の68四球も記録。荒れ球がトレードマークとなってしまったが、今回の拡大に「元来コントロールが悪いので自分にとって朗報です。これで防御率も良くなる」と自信を見せた。昨年は疲労性の腰痛で9月に登録を抹消。静岡・清水市で行っている自主トレでは体力づくりに懸命で「焦らずやっていきたい」と話した。
千葉県の女性知事、堂本暁子知事が、ロッテが優勝した場合、「グラウンドでマーくんのぬいぐるみを着て、ファンを喜びを分かち合いたい。私は女性ですからリーンちゃんでもいい」と、公約発表。定期的にマリンスタジアムに駆けつけたいと言い、「応援はライトスタンドと決めています」と、ファンと一緒になって声をからすことを決めた。
女性知事といえば、近鉄を熱烈応援した太田房江大阪府知事が有名。就任2年目の去年、太田知事が近鉄優勝ならマスコットのぬいぐるみに入ることを公約したところ、見事に優勝を果たした。堂本知事も就任2年目。
平井が、自らの復活とチームの優勝を誓った。19日、千葉市内のホテルで平井の激例会が行われた。平井は、施設後援会、中西太氏、山本監督をはじめ、チーム関係者、母校東福岡高校関係者らが集まった約300人を前に、「もうひと花咲かせます」と宣言した。既に開始している千葉マリンでの自主トレも順調。体も8割方までできあがっているという。
小坂が19日、新ストライクゾーンの徹底攻略に乗り出した。今季からボール2〜2個半ストライクの上限が高くなるとされるが、小坂にとって、高めはどちらかというと苦手と、逆風になりそう。この日、千葉マリン球場で自主トレを行い、高めを意識したティー打撃を繰り返した。
元々バットを水平に振り抜き、ゴロで内野手の間を抜く打撃が信条だが、昨年までは、判定が微妙な高めの球は、振らずに見逃すことが多かったという。春季キャンプでは、これまでよりグリップをやや細くしたバットも持ち込み試す。