わたしはかもめ2002年鴎の便り(1月)

便

1月22日

黒木知、1軍キャンプスタート[スポニチ]

右肩を痛めているエース・黒木知の1軍キャンプスタートが決まった。スタッフ会議で、山本監督が「順調に回復しているという報告を受けて、今の時点ではいけるという判断をした」と明言。1軍38人のメンバーにはドラフト4巡目の田中充、5巡目の辻、7巡目の丸山の1軍スタートも決定。また、今季のキャッチフレーズを山本監督が就任1年目の99年と同じ「フォア・ザ・チーム」とした。初心に帰り、28年ぶりのリーグ制覇に挑む。

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黒木知、間に合った

右肩痛でリハビリを続けている黒木知が、鹿児島の1軍キャンプに参加することになった。千葉マリンスタジアムでスタッフ会議を開き、患部の回復が順調なことを受けて首脳陣が決断した。ただ、今後の回復具合ではロッテ浦和球場で行われる2軍キャンプからのスタートになる可能性もある。

黒木知は昨年7月に右肩の炎症で戦列を離れ、当初は2月もロッテ浦和球場で調整を続ける予定だった。しかし、オフの予定を順調に消化ことで、首脳陣も1軍帯同にゴーサインを出した。

1軍メンバーは約35人で23日に発表されるが、ドラ4巡目の田中、5巡目の辻、7巡目の丸山の1軍キャンプスタートが決まった。左足首骨折を骨折したドラ1巡目・喜多は2軍スタートになった。

山本監督
「報告だといけるということだから。またダメになれば考えるけど、このままなら連れて行ける。」

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チームスローガンは「フォア・ザ・チーム」

今年のチームスローガンは、1999年の「フォア・ザ・チーム」を3年ぶりに採用することに決定。

山本監督
「初心に戻るという意味もあります。」

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天野は「ユウゴー」

天野の登録名を今季から「ユウゴー」に変更することが発表された。

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キャンプ宿舎で食中毒

キャンプの宿泊先、鹿児島サンロイヤルホテル(鹿児島市)で食中毒が発生。一部が営業停止となったことで22日、ナインの間に波紋が広がった。騒動は5日、ホテルで行われた結婚披露宴の席。22歳男性が下痢や嘔吐を訴えるなどし計64人が病院で手当てを受け、鹿児島市中央保健所が21、22日にメーン厨房などを営業停止処分としたもの。

この事件は22日、千葉マリンスタジアムで行われたスタッフ会議でも話し合われた。球団側は「食事の管理は、より厳重にやってくれるだろう」と、宿泊地を変更しないことを確認。

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球界“有事立法”制定へ着手[スポニチ]

球界が“有事立法”の制定に着手した。この日行われた実行委員会では、球団が経営破綻し存続が不可能になった場合の連盟の応急措置を想定した野球協約第57条の改正について話し合われた。

現行の協約では球団が破綻した場合、所属連盟が選手、監督、コーチを30日間を限度に一時的に保有し参稼報酬は連盟が負担。期間内に新たな譲渡先が決まらない場合には選手をウエーバーの対象として他球団に移籍させることになっている。しかし現実にはセ、パ連盟とも30日間の参稼報酬を支払う財源がないことに加え、他球団も70人の選手枠が障害となり破綻球団の選手を獲得することは難しい。そのため改正案では、一時的に70人枠を80人に拡大し、移籍の道を開く。

選手関係委員会の委員長も務める中日・伊藤修取締役連盟担当は「これを新協約に盛り込むような形にしたい。球界の危機管理になるんじゃないか」とした。また実行委員会では譲り受け球団の加盟料30億円を定めた第36条の6項なども論議され、26日のオーナー会議を経て3月5日の次回実行委員会で結論を出すことになった。

◇交流試合実現へ特別委

交流試合の実現へ向け、特別委員会の設置などが検討されることになった。パ・リーグ理事長を務めるダイエー・瀬戸山代表が「議題にはなかったが聞いてもらった」とセ・リーグ側に交流試合の実施を要望。豊蔵セ・リーグ会長は「大変難しい問題だが、両リーグにメリットがあるなら話し合いましょう」と返答した。今後は委員会、研究会の設置などを念頭に入れた両リーグの話し合いが行われることになる。

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