鹿児島県知事が表敬訪問した。昨年は黒豚だったが、「BSE(狂牛病)で全国的に消費が落ち込んでいますが、絶対安心」と、鹿児島県産の黒和牛100キロ(しゃぶしゃぶ用)を差し入れた。
高畠打撃コーチが、午前9時20分から始まった鴨池球場での早出特打で、5年目でレギュラー獲得に燃える渡辺正を指導しているとき、珍指導法を披露した。その名も「チンチンブラブラ打法」。
その極意は、
こうすることで、下半身のぎくしゃくした動きを解消できるという。グリップエンドを切断したバットを使った「放り投げ素振り」などを発案した高畠コーチらしいユニークな発想で、選手にもおおむね好評の模様。
右肩の違和感で調整が遅れ、審判員の“ジャッジ”を受けられなかった黒木知が5日、キャンプ5日目にして新ゾーンを実感した。「アレッて思うのがストライクになっているので、しっかり新ゾーンを把握しなければいけないね」。当分は高めのストライクゾーンをテーマに調整する。
鹿児島県の須賀龍郎知事がロッテの鹿児島・鴨池キャンプを表敬訪問。しゃぶしゃぶ用の鹿児島牛100キロを贈呈した。
右肩痛からの復活を目指す黒木知が5日、新ストライクゾーンの判定の徹底を求めた。この日はブルペンで捕手を座らせ高めに構えさせると、セットポジションから5割程度の力で54球を投げ込んだ。今キャンプで初めて審判員の判定を受けながらの投球だったが、合間には「あそこまで(ストライクに)取るんですか。キャンプだけでなくオープン戦でも取ってくださいよ」と念押し。打席に立った審判員にも駆け寄って確認する場面もあった。中村審判員は「取るのはここまでです。キャンプだけではなく、ちゃんとオープン戦でも取っていきます」と応対したが、黒木知は「バッターによって高さも変わるから、あとはそこに投げられるかどうか」と慎重だった。
サブマリン渡辺俊が高めの球を生かすため、低めに落ちる“新球”シンカーの習得に取り組んだ。この日は捕手を座らせ、今キャンプ最多の127球のピッチング。80キロ台のシンカーに、打者にとって手元でボールが見えるスライダーを交互に投げ分け「投球の幅が広がったので面白いです。昨年は中継ぎで失敗したので先発をやりたい」とローテーション入りを誓った。
黒木知が新ストライクゾーンに驚いた。今キャンプ3度目のブルペン入りとなったこの日は、これまで通り捕手が中腰状態のまま54球。初めて球審と打者が付いての投球だったが、気になったのはやはり新ストライクゾーンだった。今キャンプで初めて審判員の判定を受けながらの投球だったが、合間には「あそこまで(ストライクに)取るんですか。キャンプだけでなくオープン戦でも取ってくださいよ」と念押し。
チームの方針で投打とも高め対策を行っていないが、高めへの投球練習をする投手が少なく、新ストライクゾーンへの意識が薄い若手投手陣に黒木知が怒り心頭。
メイが左足内転筋の違和感を訴え、準備運動だけで練習を切り上げた。マッサージは受けたが病院には行かず、6日以降の練習は当日の様子を見て決める。
福浦、酒井ら主力選手が「ひも縛りトレ」に挑戦した。利き腕をひもで縛り、グラブの真ん中で正確に捕球するための訓練で、昨秋のキャンプでも実施された。
ルーキー丸山が、初の特守で縛られた。右腕を後方でゴムチューブで固定したまま、佐藤コーチからノックの雨を受けた。
練習前、首脳陣と審判団とのミーティングが行われ、ルール改正と共に確認されたのが、試合のスピードアップ。パリーグではオープン戦に限り、遅延行為者にイエローカードが提示されることになっている。
パ・リーグ審判団が5日、渡辺俊を新ストライクゾーンの重要参考人に指名した。渡辺俊がブルペンで投球練習を始めると、審判員が次々と集結。地上10センチから浮き上がる下手投げのボールの軌道に対し、捕手のミットにだまされないジャッジをするのには、最適な教材なようだ。この日の渡辺俊は制球もよく、127球中、新ゾーンを含め約8割の球がストライクの判定。新ゾーン導入は、心強い味方となりそう。また、高めの球を生かすため、低めに落ちる「新球・シンカー」の習得に取り組んだ。
里崎が商売道具のキャッチャーミットをブルペンに忘れ、山中コーチからデコピン3発をくらった。