わたしはかもめ2002年鴎の便り(2月)

便

2月5日

鹿児島県知事が表敬訪問

鹿児島県知事が表敬訪問した。昨年は黒豚だったが、「BSE(狂牛病)で全国的に消費が落ち込んでいますが、絶対安心」と、鹿児島県産の黒和牛100キロ(しゃぶしゃぶ用)を差し入れた。

鹿児島県知事
「年々、キャンプを訪れるファンも増えているようだし、昨年の成績は忘れて、優勝目指して頑張って欲しい。」

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高畠コーチ、珍指導法

高畠打撃コーチが、午前9時20分から始まった鴨池球場での早出特打で、5年目でレギュラー獲得に燃える渡辺正を指導しているとき、珍指導法を披露した。その名も「チンチンブラブラ打法」。

その極意は、

(1)
男性自身にバットが当たる感覚を意識する。
(2)
バットがブラブラするにはリラックスした状態でないと振れない。
(3)
ブラブラ状態の下半身を意識したままバットをスイングする。

こうすることで、下半身のぎくしゃくした動きを解消できるという。グリップエンドを切断したバットを使った「放り投げ素振り」などを発案した高畠コーチらしいユニークな発想で、選手にもおおむね好評の模様。

高畠打撃コーチ
「誰にでもいえることだけど、下半身が硬く、上手く腰が回転しない選手が多いんだよ。(軸足ではない足に)バットがパーンと当たる感覚だね。少年野球でこの教え方をすると、分かりやすいと喜んでくれるよ。」
渡辺正
「いつも下半身の力を抜けと言われています。分りやすいし、よい感触で打てるときが多いですよ。」

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黒木知が新ゾーン実感「アレッて思うのがストライク」[サンスポ]

右肩の違和感で調整が遅れ、審判員の“ジャッジ”を受けられなかった黒木知が5日、キャンプ5日目にして新ゾーンを実感した。「アレッて思うのがストライクになっているので、しっかり新ゾーンを把握しなければいけないね」。当分は高めのストライクゾーンをテーマに調整する。

◇鹿児島県知事から差し入れ

鹿児島県の須賀龍郎知事がロッテの鹿児島・鴨池キャンプを表敬訪問。しゃぶしゃぶ用の鹿児島牛100キロを贈呈した。

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黒木知ブルペンで新ゾーンの確認[スポニチ]

右肩痛からの復活を目指す黒木知が5日、新ストライクゾーンの判定の徹底を求めた。この日はブルペンで捕手を座らせ高めに構えさせると、セットポジションから5割程度の力で54球を投げ込んだ。今キャンプで初めて審判員の判定を受けながらの投球だったが、合間には「あそこまで(ストライクに)取るんですか。キャンプだけでなくオープン戦でも取ってくださいよ」と念押し。打席に立った審判員にも駆け寄って確認する場面もあった。中村審判員は「取るのはここまでです。キャンプだけではなく、ちゃんとオープン戦でも取っていきます」と応対したが、黒木知は「バッターによって高さも変わるから、あとはそこに投げられるかどうか」と慎重だった。

◇渡辺俊、シンカーでローテ入り

サブマリン渡辺俊が高めの球を生かすため、低めに落ちる“新球”シンカーの習得に取り組んだ。この日は捕手を座らせ、今キャンプ最多の127球のピッチング。80キロ台のシンカーに、打者にとって手元でボールが見えるスライダーを交互に投げ分け「投球の幅が広がったので面白いです。昨年は中継ぎで失敗したので先発をやりたい」とローテーション入りを誓った。

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黒木知が新ゾーンに驚き

黒木知が新ストライクゾーンに驚いた。今キャンプ3度目のブルペン入りとなったこの日は、これまで通り捕手が中腰状態のまま54球。初めて球審と打者が付いての投球だったが、気になったのはやはり新ストライクゾーンだった。今キャンプで初めて審判員の判定を受けながらの投球だったが、合間には「あそこまで(ストライクに)取るんですか。キャンプだけでなくオープン戦でも取ってくださいよ」と念押し。

黒木知
「打者によって変わるだろうけど、それにしてもすごいねぇ。あとはそこに投げられるかどうか。」

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黒木知が若手投手陣に怒り

チームの方針で投打とも高め対策を行っていないが、高めへの投球練習をする投手が少なく、新ストライクゾーンへの意識が薄い若手投手陣に黒木知が怒り心頭。

黒木知
「投手が有利になるチャンスと分かってない。頭が悪い。自分で気が付かないとダメ。」

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メイが左足に違和感

メイが左足内転筋の違和感を訴え、準備運動だけで練習を切り上げた。マッサージは受けたが病院には行かず、6日以降の練習は当日の様子を見て決める。

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ひも縛りトレ

福浦、酒井ら主力選手が「ひも縛りトレ」に挑戦した。利き腕をひもで縛り、グラブの真ん中で正確に捕球するための訓練で、昨秋のキャンプでも実施された。

酒井
「いいですよ。下半身を使って捕りに行く練習になりますから。」

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縛られ打たれ

ルーキー丸山が、初の特守で縛られた。右腕を後方でゴムチューブで固定したまま、佐藤コーチからノックの雨を受けた。

丸山
「グラブを正確に出すことに神経が集中できます。またやりたいです。」

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スピードアップ

練習前、首脳陣と審判団とのミーティングが行われ、ルール改正と共に確認されたのが、試合のスピードアップ。パリーグではオープン戦に限り、遅延行為者にイエローカードが提示されることになっている。

山本監督
「審判にも権限を持ってやって欲しい。選手にもどんどん注意する。」

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渡辺俊、審判釘づけ

パ・リーグ審判団が5日、渡辺俊を新ストライクゾーンの重要参考人に指名した。渡辺俊がブルペンで投球練習を始めると、審判員が次々と集結。地上10センチから浮き上がる下手投げのボールの軌道に対し、捕手のミットにだまされないジャッジをするのには、最適な教材なようだ。この日の渡辺俊は制球もよく、127球中、新ゾーンを含め約8割の球がストライクの判定。新ゾーン導入は、心強い味方となりそう。また、高めの球を生かすため、低めに落ちる「新球・シンカー」の習得に取り組んだ。

永見武司審判部長
「彼のことは審判同士でも話題になるよ。こんな投球をする選手は他にいないし、色んな球種を見ておく必要がある。」
渡辺俊
「ゾーンが3倍になった気がする。」

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里崎がデコピン3発

里崎が商売道具のキャッチャーミットをブルペンに忘れ、山中コーチからデコピン3発をくらった。

里崎
「4年目ですからね。受身も覚えましたよ。」

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