わたしはかもめ2002年鴎の便り(2月)

便

2月11日

山本監督、捕手陣に手取り足取りの指導[サンスポ]

めったに感情を表さない山本監督が、捕手の送球の悪さに「変化球はピッチャーが投げるもの」と怒りを隠せず、清水、里崎に手取り足取りの熱烈指導を行った。昨年、投手陣はリーグ2位の防御率(3.93)を残しながら捕手は近鉄と並んでパ・ワーストの捕逸11個を記録。チームの要の改善に、自ら乗り出した。

◇桜島は雪化粧…選手は「シバレル」連発

最低気温が3.5度の鹿児島地方。この寒さで桜島が2月に入って初めて雪化粧した。日中になっても気温は9度までしか上がらず、冷たい8メートルの北西の風に選手は「シバレル」を連発。「こう寒いと近くて…」と平野ヘッドはトイレで武者震い。

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山本監督が捕手陣に熱血指導

山本監督が、正捕手争いが熾烈な捕手陣に熱血指導を行った。打撃指導でなくスローイング指導。佐々木、山中両コーチとそれぞれ特守を行う6年目の清水将、4年目の里崎に山本監督が加わり、繰り返し送球練習が続いた。

清水将
「やらなければいけないことをやるだけです。」
里崎
「危機感はあります。練習内容の善し悪しで信頼されるかされないか決まりますから。」

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黒木知、開幕に黄信号[スポニチ]

黒木知宏投手の4年連続開幕投手に黄信号が灯った。同投手が11日「キャンプが終わってから検査をしてもらう。それが全力投球のめど?そうなると思う」と語ったもので、大幅な調整遅れは必至となった。

この日、黒木知は前日に引き続き捕手を中腰にさせ44球の投球練習。五分程度の力での投球に終始した。9日には今キャンプ初めて捕手を座らせて投球練習を行ったが、右肩に違和感を訴え、たった10球で打ち切ったばかり。その後はブルペン入りこそ続けているが、一向にペースは上がってこない。キャンプ終了後に精密検査を受ける予定だが、その結果次第ではさらにスローダウンを余儀なくされる可能性もある。山本監督は「今はただ投げられないだけ。暖かくなったら投げるだろう」と話したが、最悪の場合、開幕1軍ベンチから外れることも考えられる。

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