3度目の紅白戦が行われた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 4 |
白組 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
打順 | 守備 | 紅組 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 諸積 | 3 | 1 | 1 |
2 | 二 | 丸山 | 3 | 0 | 0 |
3 | 右 | 立川 | 3 | 0 | 0 |
4 | 左 | 早川 | 3 | 1 | 0 |
5 | 一 | ユウゴー | 0 | 0 | 0 |
6 | 三 | 澤井 | 2 | 1 | 0 |
7 | 指捕 | 里崎 | 1 | 0 | 1 |
8 | 遊 | 渡辺正 | 2 | 1 | 0 |
9 | 捕指 | 辻 | 2 | 1 | 1 |
計 | 19 | 5 | 4 |
打順 | 守備 | 白組 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 小坂 | 3 | 1 | 0 |
2 | 二 | 酒井 | 2 | 1 | 0 |
3 | 一 | 福浦 | 3 | 0 | 0 |
4 | 三 | 初芝 | 3 | 1 | 0 |
5 | 指 | 佐藤 | 3 | 1 | 0 |
6 | 中左 | 堀 | 2 | 2 | 0 |
7 | 右中 | サブロー | 2 | 0 | 0 |
8 | 左右 | 大塚 | 2 | 2 | 0 |
9 | 捕 | 清水将 | 2 | 0 | 0 |
計 | 22 | 8 | 2 |
紅組 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
シコースキー | 2 | 9 | 3 | 0 |
田中充 | 1 | 5 | 2 | 1 |
小林宏 | 1 | 5 | 2 | 0 |
川井 | 1 | 4 | 1 | 0 |
白組 | 回 | 打 | 安 | 責 |
---|---|---|---|---|
和田 | 2 | 7 | 0 | 0 |
吉田 | 1 | 5 | 2 | 1 |
渡辺俊 | 1 | 7 | 3 | 3 |
加藤 | 1 | 3 | 0 | 0 |
山本監督が若手にカミナリを落とした。紅白戦で覇気のない澤井、ユウゴー、渡辺正、丸山を、試合後、「食らいついていく気持ちが見えない」と一喝。紅組の2番に抜擢された丸山は、見逃し三振を含む3打席無安打に終わり、「とにかく声を出してアピールしていきたい」と気持ちを切り替えていた。
さらに、山本監督は、鹿児島鴨池市民球場へ、守備でファンブルを連発した澤井を向かわせ、監督就任後初というノックの雨を40分にわたって浴びせた。澤井は、紅組の6番・三塁で紅白戦に出場したが、2回と4回に大塚の打球をポロリ。記録は共にヒットとなったが、澤井のグラブさばきに山本監督が激怒。
山本功児監督が鹿児島キャンプの15日、紅白戦で精彩を欠いた若手4選手に“初カミナリ”を落とした。星野阪神の“初鉄拳”ほどではなかったが、キャンプも中盤にきてピリピリムードも最高潮だ。
小さな声だが、普段は物静かなだけに迫力があった。「自分達はどういう位置にいるのか、分かっているのか。(2軍に)落ちないように食らいついていく姿勢がみられない!」。山本監督の“初カミナリ”だ。紅白戦が終わり、個別練習に入るときだった。三塁ベンチ横の通路に呼びつけられた渡辺正、ユウゴー、澤井、丸山の4人は直立不動で神妙な顔だった。
紅組の2番に抜擢したルーキーの丸山に、何が何でも塁に出るという意気込みが感じられない。1死一、三塁で簡単に三振した渡辺正、エラーでピンチを広げた澤井…。とにかく、気持ちが伝わってこなかった。
「集中力が足りない。結果はいい。もっと声を出せ。こんな状態では(味方の)ピッチャーは泣いてるぞ!」。“初カミナリ”は約5分間。直後には、4人に対して自らノックバットを持った。チームは6年連続Bクラス…。オープン戦まであと1週間、山本監督が気迫を注入した。
山本監督が若手に“雷”を落とした。紅白戦終了後に精彩を欠いたプレーが目立った澤井、ユウゴー、渡辺正、7巡目ルーキーの丸山(武蔵大)を三塁側通路に呼び寄せ「おまえらは何をアピールしたいんだ。元気がない。味方の投手に悪いと思わないのか」と一喝。この日から紅組の2番に抜擢された丸山は見逃し三振を含む3打席無安打に終わり「とにかく声を出してアピールしていきたい」と気持ちを切り替えていた。
黒木知がキャンプ最多投球を行った。ブルペンで捕手を中腰にさせたままだが、80球を投げ込んだ。
腰の違和感で別メニューだった小野が、第2クール以来13日ぶりのブルペン入りで、変化球を交え39球を投げた。
パ・リーグの小池唯夫会長が鹿児島キャンプを視察した。投手および攻守交代の迅速化を求め、「選手、監督に問題意識を持って臨んでほしい。1試合3時間以内で終わるのが理想」と、試合のスピードアップを要望した。また、練習前、山本監督はじめ首脳陣、選手を前に「4年連続観客動員数が増えているのは、皆さんに対する期待の表れ。最後まで首位争いに絡んで優勝を目指して欲しい」と激励。新ストライクゾーンについては「キャンプ中に体で覚えて、公式戦ですぐ対応して欲しい」と話した。
2軍が2次キャンプを行う鹿児島県東市来町入りした。町立湯之元球場で28日まで行われる。