ドラ5巡目の辻が17日に行われる予定だった紅白戦でレギュラー組に抜てきされた。雨で中止になったが、メンバー表には、ここまで正捕手の清水将に代わり、レギュラーが揃う白組に辻の名が記されていた。遠投110メートルの強肩に正確なキャッチング。さらに紅白戦3試合合計5打数2安打。課題のバットでも強烈アピールし、評価が急上昇。次の19日の紅白戦でもレギュラー組入りが確実。
また、辻は、練習後のファンの集いで約30人にサインをし、四苦八苦していた。
2軍キャンプ調整中の戸部が、長崎と共に1軍キャンプに参加。雨で紅白戦が中止となりフリー打撃に登板した。昨秋にフォームを上手から横手に変更した成果も出て、44球を投げまずまずの内容。
2軍の長崎、戸部両投手が17日の紅白戦に登板予定だったが、雨で“お流れ”。しかし、山本監督はフリー打撃登板の内容を評価して「もう1度、チャンスをつくってやりたい」。これを伝え聞いた2人は「そのときは、自分の力をアピールしたい」と目を輝かせていた。
鶴岡啓一・千葉市長がロッテの鹿児島キャンプを訪れ、千葉マリンスタジアムの人工芝を、総工費6億円でハイテク人工芝に張り替えることを明らかにした。
ロッテの本拠地・タジアムに「ハイテク人工芝」が導入されることになった。17日、キャンプ視察に訪れた鶴岡啓一千葉市長が「優勝しなくても、いいグラウンドにして選手生命を少しでも長くしてもらいたい」と明かしたもので、11年目にして初の張り替えは、今年の11月から総工費6億円をかけて施工。03年2月末に完成が予定されている。
昨年7月から調査を続け、新人工芝は米大リーグ、フィリーズの本拠地であるベテランズ・スタジアムで使用されているものを採用することに決めた。細かい砂を積み上げ、表面の芝の長さは3センチ。従来のものよりも天然芝に近い感触で、選手の足、腰の負担が軽減される。昨年、左ひざ痛のため一時、戦列を離れた福浦は「ひざ痛持ちの僕としては嬉しいです」と話し、小坂も「柔らかい芝の方が守りやすいと思う」と歓迎していた。
千葉マリンスタジアムが、来季からハイテク人工芝を導入する。17日、鹿児島キャンプを視察した鶴岡千葉市長が明らかにした。管轄する千葉市が2002年予算に盛り込んだ。総工費は全面張り替えで約6億円。今季終了後の11月から改修工事に入る。芝は大リーグ・フィリーズの本拠地ベテランズスタジアムで採用されている芝目約3センチのものが使用される予定。