わたしはかもめ2002年鴎の便り(2月)

便

2月21日

白組3−4紅組(鴨池)

5度目の紅白戦が行われた。

123456R
紅組0000404
白組1110003

◇打撃成績

打順守備紅組
1諸積310
2丸山300
3右中立川300
4佐藤320
5指左早川310
6ユウゴー200
7左指吉鶴211
8澤井211
9渡辺正200
10橋本222
2584

打順守備白組
1小坂310
2酒井211
3福浦210
4ボーリック200
5メイ200
6初芝211
7左中右210
8右左中サブロー200
9中右左大塚200
10捕指清水将100
11指捕里崎211
2263

◇投手成績

紅組
ミンチー2822
和田1521
長崎2720
小林雅1300

白組
戸部2710
吉田1410
亮寛21154
藤田1410

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ミスターのロッテ視察に疲れた選手シャキ![サンスポ]

巨人・長嶋茂雄終身名誉監督が21日、ロッテの鹿児島キャンプを視察。山本功児監督はちゃっかり、ミスターの“オーラ”を疲れがピークの選手の疲労回復剤にした。

ミスターがブルペンに登場すると、投げていた高木ら5投手の表情が一変。全員が「長嶋さん、ボクのボールを見てください」とばかり、全力投球になった。

空気が急変したことに気付いた山本監督は、待機していた6年目の小林宏を呼んで、長嶋さんに「今年、期待している投手」と紹介した。そして、準備体操をしていた2年目・加藤も呼んだ。「頑張ってくださいよ」の言葉に、2人は直立不動で「ハイッ」というのがやっとだった。

さらに同監督はピッチングをしている3年目の清水、9年目の小野を指差して紹介。その度に大きくうなずくミスター。選手は自分のことを言われているのが分かったようで、さらにエンジンをふかした。

今年、期待する投手にミスターからオーラを送ってもらった格好。山本監督は「緊張しながら、しかも自分(の力)を出している練習は、見たことがない。普通の練習よりも中身は2倍も3倍も濃かったでしょう。今日はホントによかった」と大満足だった。

巨人・長嶋終身名誉監督
「ロッテの投手陣はいいですよ。バッターも両外国人と福浦のクリーンアップに、(1番の)小坂が安定していますからねえ。(攻撃陣に)若手が何人か出てくるかが(優勝争いの)カギでしょうね。」

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黒木知、左大腿に違和感で別メニュー[サンスポ]

右肩痛で出遅れている黒木知宏投手は21日、左大腿二頭筋に違和感を訴え、大事をとって別メニューの練習を行った。石井トレーナーは全治2週間と見ているが、黒木は「肩を休めろという合図と思って、プラス志向に考えたい」と話した。

◇小林雅、紅白戦初登板でMAX141キロ

抑えのエース・小林雅が紅白戦に初登板した。「まだ7分くらいの状態」ながら、MAX141キロをマークするなど1回を3人で片付けた。「紅白戦でも0点に抑えれば気持ちいいものです。まだやることはありますが、ここまでは順調にきています」と自ら及第点をつけた。

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痛い!黒木、左足肉離れで開幕絶望的[スポニチ]

右肩痛の回復が遅れている黒木知宏投手が21日、左大腿二頭筋の肉離れのため別メニュー調整を行った。球団トレーナーは全治まで2週間が必要との見方を示しており、開幕1軍は絶望的となった。

同投手は20日に30メートルダッシュを行った際に左太腿裏に違和感を覚え、宿舎でアイシング治療。この日も痛みが残るため、ウオーキングやゴムチューブを使った右肩のトレーニングを行っただけだった。石井トレーナーは「1週間でジョギング(ができる)程度まで回復すると思うが、完治するまでには2週間はかかるだろう」として、3月30日の公式戦開幕には間に合わないことを示唆。黒木知は「肩を休めろという合図なんじゃないですか。僕はプラス思考で考えていますよ」とだけ話した。

右肩の回復も当初の予想より遅れていたことに加え、このアクシデント。山本監督は「開幕は頭に入ってない。1年間投げる方がチームのため」と黒木知の開幕1軍を事実上断念。2軍調整も検討されている。順調なら4年連続開幕投手が確定的だった黒木知の離脱したことでロッテが苦しい戦いを余儀なくされるのは間違いない。

◇ミスター、小林宏にくぎ付け

前巨人監督の長嶋茂雄氏が21日、ロッテ・鹿児島キャンプを視察した。ブルペンではオープン戦の開幕投手を務める小林宏にくぎ付け。投球後には「何年目なの?出身はどこ?」と小林宏に質問攻め。直立不動で耳を傾けた右腕は「(長嶋)監督に褒められたので、凄く嬉しい」と感激しきり。紅白戦後の居残り特打まで精力的に視察した長嶋氏は「ピッチングスタッフはいいので、あとは得点力のアップが課題になるでしょう」と巨人監督時代の教え子、山本監督を激励。その山本監督は「選手にいい刺激になったと思う。とにかく優勝のことしか頭にない」と28年ぶりのVを宣言した。

◇守護神・小林雅、合格点

守護神・小林雅が今キャンプ初の紅白戦に登板した。紅組の4番手として登場。いきなり四球を与えたが、併殺で切り抜け1回を3人で締めた。この時期の目標であった140キロ超えも達成し「ボールに力があるか確かめようと思った。とりあえず、思いきり腕が振れてストライクが入ったのでよかった」と笑顔。井上投手コーチは「この時期にあれだけ投げられれば十分」と目を細めていた。

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黒木知、開幕アウト

21日、前日の練習中に痛めた左太もも裏が、「左大たい二頭筋の軽い肉離れ」と診断され、完治まで約2週間かかることが判明した。投げ込みが必要な大切な時期に別メニュー調整になったことで、開幕1軍ベンチ入りも含め、復活の道のりは厳しくなった。

石井トレーナー
「通常のランニングができるまで約2週間くらい。足の状態をみながらだが、キャッチボールはできると思う。」
山本監督
「開幕投手は白紙の状態。状態がよければ…。開幕に照準を合わせて焦らせたくない。精神的にもきついものがあるだろう。1年間通じて投げることが本人のためでもチームのためでもある。」
黒木知
「肩をゆっくり休めろよという合図なんじゃないですか。僕はプラス思考の人間ですから。大丈夫です。」

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小林宏に白羽の矢

長嶋氏がキャンプを視察し、「ポスト黒木」の発掘の試験管を務めた。「合格」の判定が下されたのは小林宏。長嶋氏は真後ろに陣取り、じっくりと球筋を見極めた。

長嶋氏
「いい球だ。面白いよ。ダイエーの山田くんと並ぶ伸び盛り。オープン戦で打線の弱いところに投げさせて、自身をつけさせればいい。」

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小林雅が好投

小林雅が紅白戦で初登板した。6回からマウンドに上がり、先頭打者に四球を与えたが、里崎を併殺打、小坂を三振に仕留めた。

小林雅
「まだ肩は7割の状態ですが、腕をしっかりふることだけを考えました。最速141キロ?十分ですね。140キロの目標達成です。」

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橋本、2安打2打点

2軍から紅白戦参加の橋本が、2打数2安打2打点と意地をみせた。3回のセンター前安打に続き、5回には亮寛からスライダーをライトスタンドに運ぶ2ラン。

橋本
「監督にもいいところを見せられました。出番があればどんどんアピールしたい。」

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海外視察

広野功編成部長が米国野球視察のため渡米した。

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