小林宏が左打者に苦しみ6安打2失点。レフト・メイの送球と緩慢な守備も今後に不安を残した。3、4番手で登板した高木、シコースキーが共に乱調で、先発争いから一歩後退。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 |
横浜 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 | 2 | 1 | x | 9 |
投手陣がまた炎上…。この日も9失点で最近4試合では35失点となった。小野投手コーチは「キャンプから続く練習の疲れ?そんな問題ではない」と激高。先発マスクが増えている里崎は「大丈夫。これから対策を考えます」と語っていたが事態は深刻だ。
故障の黒木知に代わり先発ローテに入る小林宏が4回を2失点。打たれたヒット6本は全て左打者だった。左打者ばかりに打たれたことを反省。
6回1死一、二塁、横浜・野村のカーブを、福浦が体勢を崩されかけれながらもバットの先でとらえた。オープン戦42打席目にようやく1発が出た。オープン戦の成績は打率2割8分2厘と、まずまずだが、本人は不満だらけ。
この試合まで打率.278と低迷していた昨年の首位打者福浦が6回に右越え3ランを放った。しかし、本人は「風ですよ、風。もう開幕も近いのに全然駄目です」と浮かない表情。昨年の好調時の打撃フォームを取り戻そうと試合中も素振りを繰り返した。だが、山本監督は「1試合に(安打を)1本打っているし、全然心配していない」と信頼を寄せていた。
開幕投手最有力のミンチーが、中継ぎとして調整登板した。2番手で1回を投げ、2ランを含む2安打2失点。「次まで間隔があくから投げた」と直訴してのマウンドだった。
オープン戦序盤から11試合連続ヒットを続けていた澤井だったが、4打数ノーヒットに終わり、連続試合安打がストップした。
千葉都市モノレールに「千葉ロッテマリーンズ号」が誕生した。福浦ら23選手がプレーする写真を模様した、ラッピング電車がこの日の始発から運行を開始した。運行期間は9月30日まで。4月6日の近鉄戦、5月5日の西武戦では先着3000人に紙模型がプレゼントされる。