わたしはかもめ2002年鴎の便り(3月)

便

3月23日

千葉ロッテ6−2日本ハム(千葉マリン)

ロッテ・加藤、日本ハム・関根共に無四球、無失点と安定していた。ロッテは久々に集中打が出た。

123456789R
日本ハム0000001012
千葉ロッテ00000141x6
山本監督
「(11連敗中の関根に5回3安打無得点について)相性が悪い?まだシーズンが始まっていないのに思い出せないでよ、忘れていたんだから(笑)。チャンスは作れたんだから次は大丈夫。肝に銘じています。」

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防御率トップ!加藤、開幕第2戦万全[スポニチ]

対戦したのは日本ハム。しかし加藤が「戦っていた」のは西武だった。開幕戦はミンチーが確定的。31日の開幕2戦目の重責を担う加藤は、自信に満ち溢れてこう言った。

加藤
「前半でつかまるケースが多かったが、悪い傾向がなくなった。やろうとしたことが少しずつできるようになってきた。」

6回を3安打無失点。三塁を踏ませず、四球も出さなかった。圧巻は6回1死二塁。打席には初回に直球を右中間に二塁打された藤島だ。2球続けて内角に食い込むクロスファイヤーで追い込むと、最後は139キロの外角直球で3球三振に仕留めた。リードした里崎は「ほとんど構えたところにボールが来ていた。あれだけ切れのいい球は打たれる気がしなかった」と話す。小野投手コーチも「今日は球も切れていたしノー文句」と手放しで喜んだ。

通算では17回を投げ自責点はわずかに1。この日で規定投球回数をクリアし防御率0.53で12球団トップに躍り出た。昨年は140回を投げチーム最多の73四死球を記録したがオープン戦ではたった2四死球と課題の制球難も克服した。「ストライクゾーンが広がったからじゃないですか」と謙遜するがオフからフォーム固めに着手。鹿児島キャンプでは2500球を投げ込んだ成果が実った。

進化し続ける左腕エースに、山本監督は「2戦目の先発?否定しないよ。そういう形で予定はいっている」。ミンチー、加藤で連勝を狙い、28年ぶりの優勝へ向け臨戦態勢は整った。

◇相変わらず関根打てず

11安打を放ち貧打解消も、公式戦11連敗を喫している関根に対する苦手意識を払拭できなかった。初回、小坂が初球をセーフティーバントで揺さぶり、1死一、三塁の好機をつくったがボーリック、メイが凡退。5回を3安打無失点に抑えられ、高畠打撃コーチは「立ち上がりがよくないから初回で捕まえないと」。山本監督は「全くチャンスがなかった訳ではないから」と前向きだった。

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加藤がOP戦防御率1位も気持引締め自己評価は70点[サンスポ]

17回投げて2失点とオープン戦を防御率1位(0.53)で終えた加藤は「良い形でシーズンを迎えられますが、ホントは、悪いところがあった方が気持ちが締まっていいんです。だからオープン戦は70点」とあえて厳しい点をつけた。そんな左腕エースに、山本監督は「自信を持って投げている」と満点の評価。

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加藤が好調キープ

加藤が好調をキープしている。この日も6回を無失点。オープン戦で17回を投げ失点2(自責点1)、四死球はわずか2だ。防御率0.53で12球団トップに躍り出た。

加藤
「ストライクゾーンがずいぶん広がった気がする。去年ならもっと四球を出していた。前半でつかまるケースが多かったが、悪い傾向がなくなった。やろうとしたことが少しずつできるようになってきたまだまだ無駄な球が多いので70点。」
山本監督
「スピード以上にキレが出てきたな。2試合続けていい投球だった。オープン戦をいい形で終わってくれた。」
小野ピッチングコーチ
「今日は球もキレていたし文句ないよ。本人はもう少し投げたいと言っていたがいいイメージで終わらせたかったからね。あとはこのままシーズンに入ってくれればね。」
荘トレーニングコーチ
「今日の加藤は体のバランスが最高だったね。ゆったりしたフォームからスパっとリズム良く投げ込んでいた。」

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澤井が規定打席到達

澤井が規定打席に到達したが、2試合連続無安打で打率を3割6分8厘に下げた。

澤井
「全部が全部悪い訳じゃないですから。もう1度、踏ん張り直しです。」

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小坂弁当がフルモデルチェンジ

「小坂誠弁当」がフルモデルチェンジした。昨年に引き続き、23日から発売開始(1100円)され、今年はさらにパワーアップした。昨年同様、出身地宮城の名産品が並んだ。ご飯の上には、宮城県でとれるイクラとサケが。おかずには、ホタテフライ、笹かま、長ナスと色とりどり。いち押しはお米。小坂のふるさと宮城・山元町、少年時代所属していた「山元ビクトリーズ」の監督・高橋鉄郎さんが心を込めて育てたお米を使っている。

高瀬営業部員
「今年は素材と生産者にさらにこだわりました。昨年は急遽発売が決まって満足なものができなかった。小坂選手の地元に根付いた素朴で美味しい弁当ができたと思います。」

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古巣戦で調整

ミンチーが24日の広島戦で最終調整の先発登板をする。17日の西武戦では4発を浴びるなど6失点、21日の横浜戦では中継ぎ登板も2ランを浴び2失点だった。

山本監督
「まだ真っ直ぐとスライダーしか投げていないしな。ミンチーは心配していないよ。」

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小野ミニキャンプ

小野が「ミニキャンプ」を張ることになった。右肩・左腰の故障による調整遅れで19日のダイエー戦で初先発も2回1/3を投げ8安打7失点。今後はオープン戦登板の予定はない。

山本監督
「練習でいい状態になれば試合でも大丈夫。調子が悪い中、試合に投げさせるよりも、しっかり投げ込みをして調整させる。」

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