わたしはかもめ2002年鴎の便り(3月)

便

3月25日

千葉ロッテ6−3巨人(千葉マリン)

小坂、ボーリックなど主力に当たりが戻ってきた。

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巨人0110000013
千葉ロッテ00040110x6
山本監督
「昨日、今日といい形。最後にできて良かったよ。中盤不安だったが、クリーンアップの前にランナーをためると何とかなる。」

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開幕から里崎、澤井を起用明言

山本監督は開幕から捕手に里崎、三塁手には初芝の負傷欠場中に打撃をアピールした澤井を起用していくことを明言した。

山本監督
「里崎は最近2、3試合の成長が大きい。三塁は澤井でいく。オープン戦の活躍はフロックではないし、どんどん使う。目標は1番上。リーグには何が起こるか分からないからチャンスはあるだろう。」

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澤井、10試合連続安打.341開幕スタメン[スポニチ]

7年目の澤井が初の開幕スタメンを手中に収めた。10試合連続安打をマークするなど、オープン戦通算41打数14安打で打率.341。山本監督は「ここ2、3試合悪かったけど、あれだけ打ったら使わない訳にはいかない。澤井でいくよ」と3・30の西武戦での先発起用を決めた。

この日は、左手甲の打撲で戦列を離れていた初芝に三塁の先発出場を譲った。だが、初芝は3打席凡退で調整遅れを露呈。澤井は7回表の守備から三塁で出場。その裏2死三塁で2−3から岡島の低めに外れる縦に割れるカーブを見送り四球で出塁。高畠打撃コーチに「あれができるということは本物だ」と言わせた。

初の1軍鹿児島キャンプに帯同。無休でバット振り続け、千葉マリンでは室内練習場でマシンを相手に打ち込んだ。「欲を出してもしようがないので、がむしゃらにやるだけです」と澤井。そのバットから目が離せない日々が続きそうだ。

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16年目・佐藤が3・30開幕戦スタメンをゲット[サンスポ]

16年目の佐藤が3回、1死満塁から右翼線へ走者一掃の二塁打。6回にも入来から右前へクリーンヒットを放ち、山本監督は「追い込まれてから、ホントに良いバッティングをする」と絶賛した。当初は『左投手限定』で起用されるはずだった34歳のベテランは、“味”で西武との3・30開幕戦(札幌ドーム)スタメンを手にした。

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ベテラン佐藤、存在感

ロッテ16年目のベテラン佐藤が3打数2安打3打点の活躍で存在感をアピールした。4回1死満塁から右翼線へ走者一掃の逆転二塁打を放ち「インコースをファウルにして外を狙っていた。いつもあのコースを意識しているから」。代打の切り札的存在だが、山本監督は「追い込まれてからいいバッティングをしている。(先発で)出しておかないとなあ」と悩んでいた。

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初芝復帰

死球のため戦列を離れていた初芝がこの日から復帰。打撃好調だった澤井にここ数試合ヒットが出ていなかったこともあり、スタメン復帰となったが、ノーヒットに終わった。一方、途中出場した澤井は左の岡島からカーブに手を出さないで四球を選んだ。

初芝
「まだピンとこない。」

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投手陣万全の体制

薮田がオープン戦2度目の先発。松井の1発と押し出しで4回で2点を失ったものの、1死満塁の場面で松井から3球三振を奪うなど、随所でジャイアンツの重量打線を翻弄した。後を継いだ中継ぎ陣もしっかり仕事をこなした。

井上ピッチングコーチ
「みんな、いい踏ん張りでここまできてくれた。(小林雅は)結果は結果。点を取られたが、ボールは来てるので問題ない。これから開幕1軍は絞る。薮田とシコースキーもまずます。5〜6番目の先発として2人とも必要。みんな当落線上にいるからこれから絞るよ。」
山本監督
「ピッチングコーチは頭が痛いんじゃないかな。」

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シコースキー、先発へアピール

薮田の後を受け2番手で登場したシコースキー。内野安打でランナーを許したが、見事な牽制でピンチをしのぎ、2回無失点でオープン戦を締めた。

シコースキー
「コントロールが思ったところにいかないボールもあったが、いいところでダブルプレーも取れてよかったよ。福浦も難しいゴロ捕ってくれたしね。(牽制については)練習とかではなく、元々得意だったからね。細かいプレーは大切だから。今日は満員だったから熱くなったよ。ブルペンから出てくるときも凄い応援だったからね。良いピッチングができて良かったよ。」

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