わたしはかもめ2002年鴎の便り(3月)

便

3月30日

西武3−2千葉ロッテ(札幌ドーム)

西武は5回無死一、三塁からマクレーンの適時打で先制。さらに、2死二、三塁から高木浩の適時打で2点目。7回には押し出し四球で1点を加えた。ロッテは9回代打・橋本の二塁打で1点としたが、届かなかった。

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千葉ロッテ0000000022
西武00002010x3

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勝負弱さを露呈

今季も勝負弱さをいきなり露呈した。初回1死二塁で福浦、ボーリックが連続三振。8回までに4度、得点圏に走者を出しながら1点も取れないようでは勝ち目はない。

山本監督
「それでもチャンスは作ったんだから。これも勝負。しょうがない。明日(借りを)返しますよ。」

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松坂に意地見せる…山本監督も手応えあり[サンスポ]

8回まで4度あった得点機を松坂に抑えられたロッテだが、9回、代打・橋本の二塁打で1点差に詰め寄り、意地を見せた。それだけに、山本監督は「勝負だから勝たなくてはいけないけど、あの2点は明日につながるだけでなく、今後の松坂との対戦に生きてくる」と先を見据えた。

昨年、ロッテは松坂に開幕戦で勝ったものの、その後は3連敗。しかも9月1日には、プロ入り初の無四球完封試合まで許した。その雪辱を目指し、同監督は、左中心のオーダー組み、さらに澤井ら4人を開幕初スタメンで起用。打倒・松坂にかけた。

山本監督
「考えた通り、チャンスはつくれた。あと1本が出なかったのは、相手が3年連続最多勝を取るくらいのピッチャーだから。しかし、選手はよくやった。自信になったはず。明日(31日)は、必ず借りを返す。」

開幕戦は飾れなかったが、指揮官は手応えをつかんだようだ。

◇ミンチー「運が悪かった」

4回まで打者12人を完全に抑えていたミンチーが5回に崩れた。先頭のカブレラの三塁へのゴロは高く弾み、内野安打に。初安打を許すとさらに3安打を浴び、2点を失った。「打ち取ったと思ったのに、運が悪かった。ゴロを打たせる自分の投球はできたけどね」と残念そうだった。

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ミンチー不運[スポニチ]

外国人投手として、史上初のセ、パ両リーグでの開幕投手を務めたミンチーの好投も報われなかった。4回まで1人の走者も許さず、内野ゴロは10。しかし5回に4安打を浴び2点を失った。結局7回2/3で3失点で99年の広島時代に続き開幕を白星で飾れず「今までと同じ攻め方ができた。調子はよかったのに」。山本監督は「不運なヒットもあったがよく投げてくれたよ」と投球内容に満足そうだった。

小野投手コーチ
「内容的には合格点。次は取り返すでしょう。」

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