わたしはかもめ2002年鴎の便り(3月)

便

3月31日

西武8−0千葉ロッテ(札幌ドーム)

西武の三井が1安打完封。三塁を踏ませなかった。打線は初回1死一、三塁からカブレラの2ゴロと和田、マクレーンの連打で3点。3回、7回、8回も長打を絡めて加点した。西武の開幕2連勝は8年ぶり。

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ロッテ早くも緊急集会[スポニチ]

山本監督は開幕2連敗に、選手全員をロッカールームに集めて緊急ミーティング。「大したことは言ってない。悪いところは全部出たし、どうってことないよ」と前向きに話した。打線は昨年、チーム打率.303と打ち込んだ三井に対して、初芝の右前打のわずか1安打。三塁を踏めない展開に高畠打撃コーチは「こういうこともある。開き直っていくしかないよ」と頭を抱えていた。

◇加藤、大乱調

先発の加藤が初回に3点を許すなど大乱調。オープン戦の通算防御率は0.53と安定していたが、終始ペースをつかめずに2回1/3を6安打5失点でKOされた。「気持ちばかり前に出てボールがいかなかった。大胆に攻めればよかった」とがっくり。小野投手コーチは「ボールもリズムも悪い。真ん中に入ったら打たれる」と厳しかった。

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打線の弱さ浮き彫り

わずか1安打で三井にプロ入り初完封勝利を献上。走者は初芝のライト前ヒットと、3四球の4人だけ。飛球が13と抑え込まれ、三塁も踏めなかった。試合終了直後には緊急ミーティングが開かれた。

山本監督
「三井はタイミングを外すのがうまい。うちの打者は高めの球にも差し込まれていた。悪いところが全部出たからいいんじゃないか。気持ちを切り替える。」
ボーリック
「自分の調子は特に悪くない。三井は直球もカーブもチェンジアップもすべてコーナーにストライクをとってきた。」

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加藤51球KO

オープン戦防御率1位の加藤が2回1/3でKOされた。初回に4安打3失点。3回にも連打を浴びるなど、結局6安打5失点、51球で降板した。

加藤
「テンポも悪かったし、気持ちばかり前に行き過ぎた。」

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