わたしはかもめ2002年鴎の便り(4月)

便

4月2日

福岡ダイエー10−0千葉ロッテ(北九州)

ダイエーは、1点リードで迎えた5回、バルデスの2ラン、小久保ソロ、城島の2ランで6−0。さらに、バルデスの2ランなどで4点を加え、10−0。ロッテは開幕4連敗。

123456789R
千葉ロッテ0000000000
福岡ダイエー10005202x10

ページトップ

メイに制裁金10万円

パ・リーグの小池唯夫会長は2日、福岡ドームで1日に退場処分となったメイに、厳重注意と制裁金10万円を科した。注意は異例の「注意コメント」付き。「山本功児監督から『監督会議申し合わせ』の順守と指示を改めて受けること」という指令が付記された。

「監督会議申し合わせ」とは、1月21日に行われた12球団監督会議での申し合わせのことで

(1)
公認野球規則の順守
(2)
審判員への敬意を忘れない
(3)
常に試合のスピードアップを心がける

などを徹底するためのもの。

小池パ・リーグ会長
「現場はゾーン問題でピリピリしている。しかし、審判のジャッジは尊重してもらいたい。」
メイ
「もっとしっかりジャッジして欲しい。ストライクゾーンの基準をはっきり設けないと。退場したことには後悔していない。ゾーンをあやふやのまま試合をすれば試合自体がおかしくなる。このままでは野球の質が落ちてしまう。」
山本監督
「メイにはきちんと言った。決めたことだからしっかりやるけど、ちゃんと審判もジャッジメントしていかないと。抜かりのないようにやるなら、例えば、連盟の人が本当にミスがあるのかないのか、球場に来て試合を見るとかしないと。選手は命をかけてやっているんだから、審判も命をかけるくらいのジャッジメントをして欲しい。」

ページトップ

4連敗

2年ぶりの開幕4連敗を喫した。打線も6安打と今季2度目の完封負け。

山本監督
「投打とも状態が最悪。元気のある選手を使う。ちゃんと立て直す。」

ページトップ

5回は鬼門

小林宏が5回につかまった。ダイエー打線に3発を浴び、5点を献上。昨季、7度の先発で、5回途中降板が3度ある。

小林宏
「3発はやってはいけないこと。スライダーを見極められた。もっと配球を考えないと。」

ページトップ

山本監督が開幕3連敗に「元気のある者出していく以外ない」[サンスポ]

開幕3連敗の山本監督はボーリック、メイの打順を入れ替えたが、星野に完封負け。キャンプで巨人・長嶋終身監督から絶賛された小林宏も3本塁打を浴び沈んだ。「負けるときはこうやって負けるもの。打開策?元気のある者を出していく以外にないけど、ま、見ていてくださいよ」と平静を装ったが…。

サブロー
「ヒットが出たのはいいんですが…。」(4打数2安打)
小林宏
「調子は悪くなかったんですが、5回、バルデスにホームランを打たれて冷静さを失ってしまった。」

ページトップ

貧打線、見逃し多すぎ4連敗[スポニチ]

2年ぶりの開幕4連敗スタートに山本監督は嘆き節だ。「負けるときはこうやって負ける。チャンスで、振って三振すればいいのに見逃しが多すぎる」。その言葉通り先発の小林宏が3発を被弾して5回6失点で降板すると、打線も散発6安打とつながりを欠いた。4試合で平均5安打1点の貧打線に高沢打撃コーチは「最初(の好機)に点を取っておかないと苦しいよ」と打線の現状に渋い顔だった。

◇小坂骨折、初抹消

1日のダイエー戦(福岡ドーム)で右腓骨を骨折した小坂がプロ入り初めて出場選手登録を抹消された。当初の予定では2日に帰京し、治療に専念する予定だったが、安静が必要なために福岡市内のホテルで静養。チームと共に4日に帰京することになった。患部には板を当て、歩行時には松葉づえを使用している状態。復帰には最低でも1ヶ月半ほどかかる見通し。石井トレーナーは「時間はかかりそうだが、焦らず治さなければいけない」と話した。

ページトップ

セ・オーナー懇談会、交流試合拒否[スポニチ]

セ・リーグのオーナー懇談会(白井文吾議長=中日オーナー)が2日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われ、パ・リーグが要望していたセ、パ交流試合の実施は「メリットがない」として来季の実施を事実上拒否した。白井議長は「ファンの関心を高めるためにはそれぞれの球団の経営努力が先決という意見が大勢を占めた」とし「少なくとも来年、交流試合はやる必要がない」と断言した。

1月のオーナー会議ではセ・リーグ湊谷理事長(横浜連盟担当)とパ・リーグ瀬戸山理事長(ダイエー球団代表)が交流試合検討委員会の設置を話し合うことが決まっていたが、セのオーナーが強硬に拒否する姿勢を示したことで検討委の設置も見送りとなった。04年以降についても豊蔵セ・リーグ会長は「公式戦に組み込むのは難しい」としているが、主力選手の日本代表入りが確実なアテネ五輪期間中については「公式戦ではなく、別の意味での交流試合ができるかどうか」と話し、カップ戦などの開催に含みをもたせた。

小池唯夫パ・リーグ会長
「パは公式戦の交流試合を求めてきたが、相手のあることだし…。一挙に公式戦が無理なら、ほかにどういう方法があるのか。セ、パで話をしていかないといけないだろう。」

ページトップ