ダイエーは1回、井口の適時打、小久保の2ランで3点を先制。2回、バークハートの適時二塁打で1点を追加。ロッテは3回、里崎のソロで1点返すが、ダイエーは、その裏、小久保のソロで1点を追加し、さらに、4回、バークハートの2ランで2点を追加。ロッテは6回、福浦の適時二塁打で2点を入れるが、序盤の失点が大きかった。ロッテは開幕5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
福岡ダイエー | 3 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
先発投手が先制点を取られ、打線は沈黙。同じ展開で35年ぶりの(当時は東京オリオンズ)開幕5連敗を喫した山本監督は「福浦(この日3安打)以外のクリーンアップは、迫力がないので相手投手に舐められている。ボールを怖がっているのも何人かおり、その辺を修正する」。4日と5日は休まず“突貫工事”で態勢を立て直す。
まさかの開幕5連敗。東京時代の67年以来35年ぶりの長いトンネルに、山本監督は「ボールに怖がっていては駄目だ。色んな意味でガラッと代える」と1、2軍の大量入れ替えを示唆した。先発の薮田が2回を持たず4失点。5試合で24失点の先発陣に、小野投手コーチは「これじゃゲームの形がつくれない。考え直す」。4日は移動日休みを返上し、連敗脱出に向けて千葉マリンで練習を行う。
1967年以来35年ぶり3度目の開幕5連敗。薮田が小久保に、戸部も小久保とバークハートに1発を浴び、4回までで8安打7失点とやられ放題。山本監督は1、2軍の大量入れ替えを示唆した。
フランク・ボーリック内野手は腰痛を訴えてダイエー戦(福岡ドーム)を欠場した。6日の近鉄戦(千葉マリン)には出場する予定。
腰痛で出遅れている小野がイースタンリーグ西武戦(ロッテ浦和)に登板。7回を11安打4四死球、6失点と乱れた。オープン戦でも3月19日のダイエー戦に3回途中で7失点降板だったが、山本監督は「それだけ期する思いはあるだろう」と8日からの日本ハム3連戦(千葉マリン)での先発に向けて調整させる方針だ。