わたしはかもめ2002年鴎の便り(4月)

便

4月9日

恵みの雨?

開幕8連敗と球団ワースト記録更新中の山本監督が自軍戦力の見直しを行った。9日、午後から降り出した雨で日ハム戦が中止。山本監督は午後から監督室で連敗中の反省を踏まえ、自軍選手のビデオを取り寄せ見入った。頼みの投手陣が8試合で防御率6.85と崩壊。打線も両外国人を筆頭に打率1割6分9厘と不振が続く。8日までに選手・コーチ合わせて22人の1、2軍入れ替えを行ったが、この日は登録変更はなし。選手補強は現段階ではありえず、現有戦力で戦うしかない。10日はシコースキーをスライド先発させる。

山本監督
「まだ8試合だろ。騒ぐ必要もないし、意識もしていない。全ては(シーズンが)終わってら。」

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監督解任はナシ

川北代表がこの日、シーズン途中での監督交代の可能性を否定。また、開幕8連敗を喫し現場からは外国人を含めた新戦力補強を望む声も出ているが、外国人などによる戦力補強を当分行わない方針を明かした。

重光オーナー代行
「監督の責任?まだ始まったばかりなのでそのような考えは全くない。」
川北代表
「去年の秋から補強はやってきた。(補強は)ありません。はっきり言って(山本監督の途中解任は)ありません。」
山本監督
「騒ぐことはない。今日こそは、今日こそは、と思っているよ。」

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連敗脱出へ必死[スポニチ]

球団ワーストの開幕8連敗を喫しているロッテの重光昭夫オーナー代行は9日、あくまで山本体制で戦う考えを示した。開幕からの連敗記録を更新する中、山本功児監督の責任について重光オーナー代行は「監督の責任?まだ始まったばかりなのでそのような考えは全くない」と明言。これを受けて川北球団代表も「開幕だから周りが騒いでいるだけで、どうってことはない」と話し、今後の戦力補強についても「去年から戦力の補強もやっているし、力はみんな持っている」と現有戦力で戦い抜く方針を示した。

球団のホームページには1日に約30通の応援メッセージが届いており、8連敗を喫した8日の日本ハム戦後も右翼席のファンが温かい声援を送った。日本ハム戦(千葉マリン)が雨天中止となったこの日、チームは千葉マリンで練習。沢井、渡辺正らが雨の中で約1時間の特守を行うなど連敗脱出へ必死で、監督室にこもって選手のフォームなど約3時間にわたってチェックした山本監督は「戦力の入れ替えはない。終わってみてどうなっているかだ」と厳しい表情で話した。

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小野、復活間近

右肩痛と腰痛の影響から出遅れていた小野がイースタンの対日本ハム戦(千葉マリン)に先発し、7回7安打3失点にまとめた。報告を受けた山本監督は「4回以降はいいと聞いている。次は上(1軍)で投げさせる」と15日からの西武戦(千葉マリン)で先発させる考えだ。小野は「早く上に上がれるように頑張りたい」と表情を引き締めていた。

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イースタンで先発…“サンデー晋吾”復活間近[サンスポ]

足の故障で出遅れていた小野がイースタンの日本ハム戦に先発。7回を7被安打、3失点と復活の兆しを見せた。「今は1軍の成績がどうこう言っていられるほど気持ちに余裕はない」というが、山本監督は「今度投げさせるときは1軍のマウンド」と“サンデー晋吾”の復活が間近であることを示唆した。

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