わたしはかもめ2002年鴎の便り(4月)

便

4月11日

連敗脱出に必死の練習[スポニチ]

開幕9連敗を喫し、球団ワースト記録を更新中の山本功児監督が11日、打撃不振のチームに“緊急手術”を施した。この日は、12日からのオリックス3連戦に備えて神戸へ移動。午後5時すぎに宿舎に到着すると初芝、諸積、堀、清水将、渡辺正、塀内の6選手に素振りの特訓を指令。宿舎12階の部屋を急遽借りて、各選手に約1時間の直接指導を行った。

当初の予定では移動だけだったが、10日の日本ハム戦ではミラバルの前に8回まで無安打に抑えられた。完全試合こそ何とか免れたものの今季2度目の1安打完封負け。9試合を終えチーム打率.155、総得点が14と12球団最低の打撃陣だ。「ファンに申し訳ない。打てないなら打てる努力をするしかない」と話した山本監督は血相を変え、汗を拭いながら熱血指導。清水将は「プロだからやらなきゃいけない。流れは変わってきていると思う」。選手会副会長の諸積も「やって当然といえば当然でしょう」と必死だ。

12日の試合前には、午前11時からオリックス室内練習場を借りて打率.077のボーリックや、16打席無安打の福浦らの主力が早出特打ちを敢行する。高畠打撃コーチも「今まではいつも若手を先に連れていったが今後は主力にする」と明言した。

98年、プロ野球記録となったあの18連敗を止めたのが神戸。その球場で何とか今季の“開幕”を迎えたいロッテナインだ。

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ロッテ首脳陣、ベテランに素振りの特訓命じる[サンスポ]

チーム打率.155の打撃不振が響き、プロ野球では23年ぶりの開幕9連敗を喫したロッテが、12日からのオリックス戦に備えて神戸入りした。首脳陣は早速初芝、堀などのベテランに宿舎での素振りの特訓を命じた。12日は午前中からオリックスの室内練習場でボーリック、福浦ら中軸が打撃練習を行う。高畠打撃コーチは「今まではいつも若手を先に連れていったが、今後は主力にする」と苦境脱出に必死だった。

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