わたしはかもめ2002年鴎の便り(4月)

便

4月16日

千葉ロッテ1−1西武(千葉マリン)

今季初登板の小野は変化球の切れが良く8回1失点。ロッテは8回裏、メイの適時打で同点としたが、8安打、10残塁、14三振で、4回1死満塁、6回無死一、二塁を逃したのが響いた。

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西武0000000100001
千葉ロッテ0000000100001

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小野、復活の好投

今季初先発の小野が復活の好投をみせた。最速は140キロにも届かなかったが、シュート、スライダーで西武打線を8回6安打6奪三振1失点の力投だった。

小野
「かなり緊張したけど、ゲームをつくることだけを考えた。合格点ですけど先に点を取られたことが悔やまれる。勝つまで投げたかった。」
山本監督
「勝たせてやりたかった。メドが立った?立ち過ぎだよ。黒木知はもう少し時間がかかるみたいだから。」

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ロッテ、勝利への執念で引き分け[スポニチ]

負け犬の姿はない。勝利に対する執念で引き分けに持ち込んだ。山本監督はナインの手を1人1人握ると、最後まで声援を送ってくれた右翼席に右手を上げる。

山本監督
「こういう試合になると思っていた。小野の気迫が守備を引きたててくれた。」

今季初先発の小野をバックがもり立てた。0−0で迎えた5回1死一塁、抜ければ完全に長打となる打球を右翼の諸積がランニングキャッチ。7回にはメイが左翼線に落ちそうな打球に飛びつき好捕で小野のリズムをつくった。8回1死三塁では高木浩の中堅への飛球を千葉マリン名物の強風が邪魔して捕球できず、先制点を与えたが、緊張を切らさずにバトンを渡した。「かなり緊張したんですけど、ゲームをつくることだけを考えていた。合格点ですけど先に点を取られたことが悔やまれる」。8回6安打1失点。自己採点は90点だった。

初回、マウンドに立った時に右手でユニホームの胸の部分をつかみ、下を向いて祈りを捧げ。キャンプ中盤に持病の腰痛を悪化させ、調整遅れ。投げられる喜びを噛み締めていた。9日のイースタン日本ハム戦では7回3失点だったがフォームに納得がいかず、連日、昨年の5月から6月にかけて4連勝を挙げた時のビデオを見てステップと体重移動を矯正した。

指揮官は「先発のメド?立ち過ぎだよ。あれだけいいピッチングをしたんだから」と手放しだ。役者は揃った。負けないロッテ。あとはエース黒木知の復活を待つのみだ。

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山本監督が引き分け試合も小野の復調にホッ[サンスポ]

8安打で1得点。10残塁が惜しまれる引き分けだったが、山本監督は「小野が思っていた以上のピッチングをしてくれた。好投手同士の試合だと、そう簡単に点は取れない」とサバサバしていた。右肩痛と腰痛で出遅れ、今季初登板の小野は「緊張したけど自分のピッチングができた」と話していた。

メイ
「追い込まれていたからコンパクトにスイングしたら、高めのストレートをジャストミートできた。」(8回2死2塁から同点打)

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メイが執念打

メイの一振りがチームを救った。1点を先制された8回、堀の左前打から築いた2死二塁から森の直球を執念で中前に運ぶ同点打。「追い込まれていたからコンパクトにスイングしたよ。高めの速いボールをジャストミートすることができた」。6回1死一、二塁の先制機に右飛に倒れただけに引き分けに持ち込む一打に満足げだった。

高畠打撃コーチ
「小野には悪いことをしたなあ。今までの悪い形じゃなくいいところでヒットも出た。(チームの)ムードはよくなってるよ。」

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