近鉄は1回、ローズのソロで先制し、6回に同点に追いつかれるものの、7回にウィルソンの2ラン、9回には中村の適時二塁打で2点を挙げ、連勝。先発・岩隈は7回までロッテ打線を1点に抑え今季初勝利。ロッテは、先発・シコースキーが7回まで11三振を奪う好投を見せるが、打線が岩隈を攻略することができなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
大阪近鉄 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | x | 5 |
ロッテは先発シコースキーが7回を5安打11奪三振、3失点に抑える力投も、打線の援護がなく3敗目。初回のローズ、7回のウィルソンに浴びた本塁打がいずれも初球だったことに「ストライクを取りにいったところを打たれた。失投だった」と悔やんだ。2試合続けて1得点の打線に山本監督は「1点じゃ勝てんだろう。チャンスにボール球を打っていては駄目だ」と険しい表情だった。
来日初の2ケタ三振(11個)を奪ったシコースキーだが、ローズ、ウィルソンに、いずれも初球をホームランされ、2球に泣いた。「ローズのは失投だったが、ウィルソンに打たれたのはシンカー。相手が1枚上だった。調子は良かったんだけどなぁ…」。悔いの残る試合にうなだれた。