わたしはかもめ2002年鴎の便り(4月)

便

4月29日

千葉ロッテ4−5福岡ダイエー(千葉マリン)

ロッテは、1回に福浦の2ランで2点を先制したが、ダイエーは、3回、バークハートのソロをきっかけに井口、小久保、松中の連続適時打で計4点を挙げ逆転。7回にもバルデスのソロでロッテを突き放した。ロッテは、8回ボーリックのソロなどで1点差に追い上げるが、9回をペドラザが抑えた。ペドラザは史上11人目、外国人初となる通算100セーブを挙げた。

123456789R
福岡ダイエー0040100005
千葉ロッテ2001000104

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ミンチー今季初完投も敗戦投手

19日の日本ハム戦から18イニング連続で得点を奪われていなかったミンチーが3回、突然崩れた。1点を許し、さらに2死一塁から井口のラッキーな二塁打。気落ちして集中打を浴びる悪い癖が出て、結局この回4点を失った。今季初の完投も敗戦投手となった。

ミンチー
「調子は悪くなかった。4回以降は自分らしい投球ができた。」
山本監督
「ミンチーの5失点は不運なヒットもあった。肝心なところで打てない。これぐらいの点差はひっくり返さないといかんよ。」

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“お得意さん”鷹に初戦黒星…ミンチーが完投も4敗目[サンスポ]

追い上げも届かず1点差での敗戦に山本監督は「打てないなぁ」とタメ息。昨年、千葉マリンでのダイエー戦は9連勝を含む10勝3敗と相性が良かったが、今季は初戦から黒星。「3、4番にホームランが出ても肝心なところで打てなかった」と、最後までタイムリー欠乏症を嘆いていた。

◇ミンチーが完投しながら4敗目

ミンチーが124球で完投しながら1点及ばず4敗目。「調子は悪くなかった。3回の井口の打球がアンラッキーだった」と、淡々と振り返った。1点リードの2死一塁で井口の当たりは一、二塁手と右翼の間に落ちる不運な二塁打。「あれ以外は自分の投球が出来たよ」と胸を張った。

福浦
「やっと24試合目で1本出ました。これでスコアボードを見ても恥ずかしくないし乗っていきたいス。」(1回に星野から今季1号2ラン)
ボーリック
「完璧。この感触を大切にするよ。」(8回に左腕・吉田から左中間へ2号ソロ)

◇D1巡目・喜多が1軍昇格

ロッテはD1巡目・喜多隆志外野手(慶大)、同7巡目・丸山泰嗣内野手(武蔵大)を30日にも1軍昇格させることを決めた。故障の酒井忠晴内野手、打撃不振の佐藤幸彦外野手が2軍落ちする。

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まずい試合運び

5回、7回、共に無死1塁から送りバント失敗。4回も2死一、二塁から初芝に二塁打が出たにもかかわらず、一塁走者ボーリックのスタートが遅れて三塁にストップするなど、記録に現れない凡ミスが多かった。

山本監督
「得点圏での打撃がよくない。」

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打線低調 新人喜多、丸山昇格[スポニチ]

ロッテは今季初完投のミンチーの力投も実らず3連敗。福浦、ボーリックに1発は出たが打線は低調、3三振を除く24アウトのうち15個がフライという淡泊さが目立った。試合後、2時間以上も監督室に篭りっきりだった山本監督は「ダイエーのバッターみたいに向かっていく気持ちがない。元気があるやつを使う」と30日、酒井、佐藤の両ベテランに代わって新人の喜多、丸山を昇格させ、新戦力で連敗ストップを狙う考えを示した。

福浦
「やっと1本出ました。変化球を巧くバットに乗せて打つことができました。」(初回、右越えの今季1号2ラン)

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喜多が1軍へ

ドラ1巡目の喜多が、初めて1軍に昇格することが29日、決まった。7巡目の丸山も1軍に昇格し、故障の酒井と、打撃不振の佐藤が2軍落ちする。

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