西武は、2回、鈴木健の適時二塁打と伊東の適時打で2点を先制。その後も5回に2点、7回に1点を追加。9回にはカブレラのソロが飛び出し計6点。ロッテの反撃を堀のソロによる1点に抑え、首位に浮上。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 6 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
「たまにはミンチーを助けないと」。山本監督はまたもエースを援護できなかった打線に溜息をついた。悩みの種は打率1割台に低迷する初芝。「不調でも使うのはそれだけの選手だから」と期待をかける監督だが、3打数無安打に終わった初芝は「何とも言えない」と、腹立たしげにロッカーに消えた。
ロッテは打線が2試合連続1点と沈黙。初芝がこの日の3打席を加えて、15打席連続無安打で6三振と元気がない。試合前には山本監督がつきっきりで1時間に及ぶ特打、特守を敢行したが実らず初芝は「何とも言えないね…」。再び借金10となった指揮官は「打てなかったら打てる努力をすればいい。プロなんだから数字を残さないといけない」とベテランの奮起に期待を寄せた。
山本監督はまたもエースを援護できなかった打線にため息をついた。悩みの種は打率1割台に低迷する初芝。初芝の入団当時にコーチだった関係もあり、試合直前にもベンチ裏の素振り用スペースで自ら50分近くも打撃フォームをチェックしたが、3打数無安打に終わった。
今季最多の35000人でにぎわった。試合後、恒例の「Walk in the Park」を行い、小、中学生以下と同伴者を対象にグラウンドを開放。3000人が練り歩いた。