5月7日5月7日先発3本柱の1人、小野が2軍行きを通告された。今季未勝利の小野は、6日のオリックス戦に今季4度目の先発登板。初回に2点をもらいながら、その裏、セギノールに3ランを浴び3失点し、わずか1イニングで降板。先発ではプロ最短KOという屈辱を味わった。
山本監督が昨年まで2年連続2ケタ勝利の小野に“ショック療法”を施した。6日のオリックス戦（神戸）でプロ入り最短の1回3失点でKOされるなど、4度の先発機会で白星がない小野の出場選手登録を抹消。2軍調整を命じた。「色々考えすぎている。下（2軍）で投げて、1からやればいい」と指揮官。小野投手コーチも「使えないから落とすんだ。自分で吹っ切るしかない」と厳しかった。
午後から降り始めた雨のため中止が決定すると、練習を行わずに早々と帰京。山本監督は「体も疲れているだろうし、頭もすっきりしたほうがいい」と8日も今季初の完全休養を与えた。午前11時からオリックスの室内練習場を借りて1時間の特打を行ったルーキー・喜多は「いい休養になりますが、明日は練習します」と気持ちを切り替えていた。
オリックス戦が雨で中止となりナインは帰京。山本監督は8日を完全休養日にすることを決めた。30試合を消化して9勝20敗1分。派手な連敗と連勝を繰り返した揚げ句、開幕連敗数と同じ借金11だけが残った。