わたしはかもめ2002年鴎の便り(5月)

便

5月12日

福岡ダイエー12−5千葉ロッテ(福岡ドーム)

ダイエーは、1回、無死一、二塁からバルデスの適時二塁打で先制すると、1死後松中の3ランで計4点を挙げた。2回にもバルデスの2ランが飛び出した。一方、ロッテは、5回杉内の突如の乱れから、堀が満塁本塁打を放つなど、一時は2点差まで追い上げるが、その後、守備の乱れと中継ぎ陣の不調で失点を重ねた。ロッテは5連敗。

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千葉ロッテ0000401005
福岡ダイエー42003012x12

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ロッテ5連敗…サブロー痛いエラーにガックリ[サンスポ]

6−0で迎えた5回、堀の満塁弾で2点差に詰め寄ったが、その裏にサブローが城島の中飛をポロリ。これがきっかけで3点を失い、5連敗を喫した。「エラーはつきものだけど、やってはいけないエラーがある」と山本監督。サブローは3安打を放ったが、「ボクのエラーで…」と肩を落としていた。

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ロッテの失策26[スポニチ]

ロッテは投打が噛み合わず、今季2度目の5連敗で借金は13に膨らんだ。12失点のうち自責点は6。この日の失点に絡んだ3失策を含めて失策数はリーグ最多の26となり、山本監督は試合後に緊急コーチミーティングを招集した。防げる失策の徹底と、声の連係の確認を訴えた山本監督は「痛い、痛すぎる。野球はエラーが付き物だけど、やったら駄目なエラーがあるんだ。防げるものはきっちり防がないと」と苦しげに話した。

「長くやっているから、たまたまですよ。でも勝たないとね…。」(5回にプロ通算5本目の満塁弾)
戸部
「真っ直ぐが指に引っかかってしまいました。その場にいたらヤバイと思い逃げました。」(8回のバルデスへの死球が乱闘騒ぎに)

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守備も乱れ5連敗

5連敗で借金13となり、勝率も2割台に落ちた。15安打を浴びた上に、守備も乱れる締まらない試合だった。5回にはサブローが飛球をこぼしてしまい、追い上げムードに水を差す失点を重ねた。12失点中、自責点は半分の6なのに、3失策で5連敗。リーグワーストの26失策に、試合後、緊急ミーティングを行った。

山本監督
「失策が痛い。防げる失策はきっちり防がなければ。」

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加藤、反省

連敗脱出の期待を担って先発した加藤は、5回途中までに2本塁打を含む11安打を浴び4敗目を喫した。1回、柴原の当たりを遊撃手・青野がバウンドを合わせ損ねて安打とすると、続く井口とバルデスに連打を許して、わずか7球で失点。

加藤
「あの場面で抑えられないのは、自分の力のなさ。(2回の)バルデスの本塁打も、打たれて当然の球。」
小野投手コーチ
「(精神的に)もろい。」

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