ダイエーは、3点を追う6回、秋山の2ランで反撃に転じると、7回に同点に追いつき、なおも2死二、三塁で大道が2点適時打を放ち、勝ち越した。ロッテは中継ぎが崩れ3連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ダイエー | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 6 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
7回1死後、先発の清水直に代え2番手に起用した加藤が3連打を浴び、急遽リリーフさせた小林宏も打たれ、この回3点を取られ逆転負け。監督4年目で借金14の自己ワーストとなった山本監督は「クリーンアップが肝心なところで(3併殺と)続かなかった。ピッチャーを代えた所もまずかった。(借金は)負けたら増えるし勝ったら減る…」と、ガックリ。
加藤がリーグ最多タイの7敗目を喫した。不振で先発から中継ぎに回ったばかりだが、1点リードの7回途中からマウンドに上がり痛恨の3失点。先発した清水直の勝ち星を消してしまい「気持ちは入っていたんですけど…」とうなだれた。打線も5回以降は主軸が3併殺といいところなし。就任4年目で最多の借金15となった山本監督は「ピッチャーを代えたところが悪かった。(打線は)肝心なところでつながらなかった」と嘆いていた。
先発ローテを外れた加藤が、中継ぎでも成果を出せなかった。1点リードの7回1死から登板し、柴原、井口、村松に3連打を浴び、わずか7球でKO。先発した清水直の勝ち星を消してしまった。これでミンチーと並ぶリーグワーストの7敗目。チームの借金は最多の15に膨れ上がった。