西武が投打で圧倒し9連勝。1回、カブレラの二塁打などで3点を先制。2回にも2点を追加すると、4回にはエバンスが満塁弾。5回、7回には松井の2打席連続ソロで計11得点。先発の張は7回無失点で2勝目。ロッテは6連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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西武 | 3 | 2 | 0 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 11 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
突然の降雨で予定より1時間2分遅れで試合開始となったが、先発の清水直がいきなり初回に4安打2四球で3失点。2回にも2失点するなど散々。チームは6連敗で、西武戦も6連敗。借金は大台の20。53試合目にして自力Vの可能性も消滅した。
山本監督は1回無死二、三塁の絶好機に得点できなかった拙攻を悔やんだ。「1点でも返しておけば違った展開になっていた」。反撃機を逸した直後に追加点を奪われ、2回で勝敗の行方は決した。2度目の6連敗で借金は20。「借金20?知っているよ」と憮然とした表情で球場を後にした。
ロッテは先発の清水直が2回を5失点と炎上し、今季2度目の6連敗で同カードも6連敗。借金は今季最多の20に達して早くも自力Vが消滅した。山本監督は「初回に1点でも返していれば…。借金20?知っているよ。1つずつ返していくだけだ」と険しい表情。3点を追う初回に無死二、三塁の好機を築くも後続が倒れて無得点。立ち上がりがやや不安定だった西武・張をとらえ切れなかった攻撃を悔やんでいた。
清水将は15日、西武戦(秋田)の1回の守備で、本塁ベース上で走者・鈴木と激突。後頭部打撲で途中退場した。病院には行かず、アイシング治療で様子をみる。