近鉄が3連勝で貯金を今季最多の14とした。2回2死満塁から的山の二塁打で3点を先行。4回に吉岡のソロで加点した。投げてはパウエルが完投こそ逃したがハーラー単独トップの8勝。ロッテは投打とも元気なく、このカード5連敗。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
大阪近鉄 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
試合前のミーティングでパウエル対策を徹底。攻略に自信を見せていた山本監督も、2点を返すのが精いっぱいの打線にガックリ。
絶好調の近鉄・パウエルに、山本監督は試合前「対策はできている」と言っていたが、7回まで無得点。8、9回に1点ずつを取ったが、時既に遅しで、このカード5連敗となった。「終盤はミーティング通りだったけど、遅かった」と大きなタメ息をついた。
清水将海捕手が近鉄13回戦(大阪ドーム)の4回、ホームベース上で阿部と接触。左手第2指を挫傷して辻と交代した。24日の同カード出場は様子を見て決める。
ロッテは終盤の追い上げも実らず、対近鉄5連敗となった。先発・清水直が序盤に許した4失点が重くのしかかり、打線は5回まで2安打と沈黙。約1ヶ月ぶりの連勝は2でストップした。先制された試合は、この日を含めて4勝26敗となり、山本監督は「気迫が向こうの方が上回っていた。ボール球に手を出して腰を引いて打っているようじゃ…」と、背中を丸めて球場を引き揚げた。
清水将が4回裏に本塁上で走者と交錯。左手人差し指を挫傷し交代した。大阪市内の病院で診察の結果、骨には異常なく、24日の試合出場は当日の様子を見て決める。