0−0で迎えた4回、西武は、カブレラが復帰後初、6月12日以来10試合ぶりとなる19号ソロを放ち先制。さらに5回には小関のタイムリーと垣内の4号3ランで計4点を追加。6回にも、高木浩の適時二塁打などで2点を加え、西武が7−0で。投げては、西武先発・張が9回を被安打3、奪三振9、四死球1、球数119と、三塁を踏ませない好投で来日初完封。ロッテは、最下位オリックスにゲーム差なしで勝率が下回るため、再び最下位に転落。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 | 0 | 0 | x | 7 |
張のチェンジアップに最後まで苦しみ、わずか3安打で今季8度目の零敗。勝率がオリックスより下になり、最下位に逆戻りした。
山本監督は、6月下旬の4連勝の勢いで首位・西武に挑んだが、打線が張の前に散発の3安打。再び最下位に陥落した。「張は防御率(1.64)通りのピッチャー。4回(無死二塁)に先制していれば、展開が変わったかもしれないが、変化球が打てなかった」と話していた。
先発・加藤の失投に泣いて、再び最下位に転落した。4回は2死からカブレラに先制ソロ、5回の垣内の3ランといずれも初球。「ボール球の要求だったのに真ん中に入ってしまった。気持ちに余裕を持って投げないと…」と加藤はうなだれた。打線もわずか3安打で今季8度目の零敗。山本監督は「クリーンアップの場面で1点でもと思ったが…」と唯一、得点圏に走者を進めた4回の攻撃を悔やんだ。