ダイエーは、1回、井口の適時二塁打で2点を先制。5回にも1点を追加すると、続く6回、小久保の1ソロなどでさらに2点を追加。8回には井口の3試合連続となるソロでダメ押し。ラジオは7回を3安打1失点の好投。ロッテは、6回に味方のミスで失点するなど投打に精彩を欠き40敗目。オリックスが引き分けたため、同率で最下位。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
福岡ダイエー | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | x | 6 |
先発加藤が早々と崩れた。初回、3連打を含む4安打2失点と大乱調。スライダーが決まらず、今季最短でマウンドを降りた。2試合連続のKO。
今回の3連戦は全て1回に2点を先制された。早くも40敗目。この日、引き分けだったオリックスと再び最下位で並んだ。山本監督は1回1死で降板した先発加藤に「同じような失敗が多く、自分から崩れてしまっている」とガックリ。ローテーション左腕の不振、後手に回る試合展開に表情を曇らせた。
先発の加藤がわずか1/3回2失点で今季最短KO。ボールが真ん中に集まり、先頭の柴原から3連打を許して簡単に2点を奪われた。わずか23球での降板に「チームのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです」とガックリ。救援陣も踏ん張れず、打っても6回に福浦の一ゴロの間に1点を返しただけ。昨年より17試合も早い40敗目。山本監督は「自分でリズムを崩している。(今後は)中に入ればいい」と加藤の中継ぎ降格を即断した。