わたしはかもめ2002年鴎の便り(7月)

便

7月16日

千葉ロッテ3−4福岡ダイエー(千葉マリン)

ダイエーは、1回、松中がファースト強襲適時打を放ち先制すると、4回には鳥越がスクイズを決める。ロッテは、6回に福浦の3ランで一旦逆転したものの、7回にダイエーは本間の適時二塁打で同点に追いつくと、秋山も適時打を放ち逆転に成功。ロッテは再び単独最下位に転落した。

123456789R
福岡ダイエー1001002004
千葉ロッテ0000030003

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「継投に失敗」…山本監督が逆転負けに反省しきり[サンスポ]

山本監督は「継投に失敗した」と振り返った。後半戦は機動力重視の方針を掲げ、6回には諸積の2盗から福浦の4号3ランで1度は逆転したが、6回を終えて投球数100球のミンチーを引っ張りすぎた。7回は「頭から代えるべきだった」と反省しきりだった。

福浦
「後半戦の最初の試合で打つことができて嬉しいけど、負けては…。」(6回の逆転3ランが空砲に)
立川
「もう1回出直しです。」(7回1死二塁の同点機で捕邪飛)

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継投ミス

後半戦も黒星スタート。ロッテは機動力を発揮したが決定打不足に泣いた。3盗塁を決めるなど積極的な攻撃を仕掛けたが得点は福浦の4号3ランだけ。山本監督は「セカンドに行ってから打席内で弱い。どうしてもという気持ちがない」と渋い表情。また逆転した直後の7回にミンチーを続投させたことも裏目。5、6回は三者凡退に抑えており判断が難しかったが、指揮官は「オレの継投失敗だ」と反省した。

山本監督
「セカンドに行ってから打席内で弱い。どうしてもという気持ちがない。オレの継投失敗だ。(ミンチーを)あそこで(7回)代えておけば良かった。」
ミンチー
「カットボールが思ったところに投げることができなかった。スクイズで取られた2点目が痛かった。」(7回7安打4失点で11敗目)
福浦
「打った瞬間入ると思った。タイミングがどんピシャだった。でもね…。」(6回に8試合ぶりとなる右越え4号3ラン)
諸積
「2年目の15というのが自分の最高だと思います。塁に出るとつながることが分かったので何でもいいから出塁したい。」(大毎時代の62年榎本に並ぶ球団2位タイの23試合連続安打)

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諸積23試合連続安打

諸積が6回の第3打席でラジオから内野安打を放ち、連続試合安打をイチロー(1994年、当時オリックス)、西武・松井(1999年)らと並ぶ「23」に伸ばした。

諸積
「2年目の15というのが自分の最高だと思います。僕が塁に出ると(後続が)つながるので、エラーでも何でもいいから塁に出たい。」

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