ダイエーは、1回、松中がファースト強襲適時打を放ち先制すると、4回には鳥越がスクイズを決める。ロッテは、6回に福浦の3ランで一旦逆転したものの、7回にダイエーは本間の適時二塁打で同点に追いつくと、秋山も適時打を放ち逆転に成功。ロッテは再び単独最下位に転落した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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福岡ダイエー | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 |
山本監督は「継投に失敗した」と振り返った。後半戦は機動力重視の方針を掲げ、6回には諸積の2盗から福浦の4号3ランで1度は逆転したが、6回を終えて投球数100球のミンチーを引っ張りすぎた。7回は「頭から代えるべきだった」と反省しきりだった。
後半戦も黒星スタート。ロッテは機動力を発揮したが決定打不足に泣いた。3盗塁を決めるなど積極的な攻撃を仕掛けたが得点は福浦の4号3ランだけ。山本監督は「セカンドに行ってから打席内で弱い。どうしてもという気持ちがない」と渋い表情。また逆転した直後の7回にミンチーを続投させたことも裏目。5、6回は三者凡退に抑えており判断が難しかったが、指揮官は「オレの継投失敗だ」と反省した。
諸積が6回の第3打席でラジオから内野安打を放ち、連続試合安打をイチロー(1994年、当時オリックス)、西武・松井(1999年)らと並ぶ「23」に伸ばした。