1点を先制されたロッテは、3回、1死一、二塁から立川、メイの連続適時打で3点を挙げ逆転。5回にもサブロー、椎木の連続適時打で2点を追加。6回、8回にもそれぞれ1点ずつ奪ったロッテが10安打7得点でオリックスに完勝し4連勝。先発・ミンチーも7回を1失点に抑え6勝目。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | x | 7 |
今季3度目の4連勝。3回、立川のタイムリーとメイの2点タイムリー二塁打で逆転した。連勝した4試合全て2ケタ安打による逆転勝ちと、打線が止まらない。
3回に立川が同点打。5番メイの3試合連続の勝ち越し二塁打で一気に流れを呼んだ。連勝中のクリーンアップの打率は4割2分。
3度目の4連勝で30勝目に到達した山本監督は「いやなムードでよく打ってくれた」と3回勝ち越しの二塁打を放ったメイに最敬礼。ここ3試合、逆転、逆転、決勝打と乗りに乗っている。監督に誉められたメイは「自分のスイングができるようになり、前半戦のような迷いは無くなった」。これからも打ち続けるつもりだ。
メイが3試合連続の決勝打を放った。3回、立川の左前打で同点に追いつき、なお1死一、二塁から左翼線に2点二塁打。「バットが振れている。3試合連続?巡り合わせがあって、そういうところでいい仕事ができてるね」。防御率トップの具をKOし、4試合連続の2ケタ安打。4連勝を収めた山本監督は「(具から)こんなに点数を取るとは思わなかった。打線がうまくつながった」と手応えをつかんでいた。
1999年のドラ1・高橋薫が打者1人ながら、841日ぶりにファームの公式戦に登板した。6番手として9回2死走者なしからの登板。それでも、西武・古谷に対して4球で空振り三振を奪い、841日ぶりに通算奪三振数を3から4に増やした。
セ・パ両リーグの21日までの入場者数、平均試合時間が発表された。セは5.6%、パは1.8%と前年比でそれぞれアップ。球団別では阪神が36.0%、オリックスが12.8%、広島が11.5%、ヤクルトが8.0%増で、逆にロッテが16.5%、中日が7.2%減などとなっている。平均試合時間はセが3時間12分で昨年から5分、パが3時間10分で14分短縮されている。